私の行動を変えた本 - 言語聴覚士のお仕事

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【失語症】復職の壁は「不全感」~言語聴覚士のお仕事~

【失語症】復職の壁は「不全感」~言語聴覚士のお仕事~

今回は失語症の不全感について、言語聴覚士の視点から書いていきたいと思います。 オンラインで言語のリハビリを2019年から始めました。 これまで多くの方にご利用いただきましたが、オンラインの利便性を活用し、お仕事をしながらリハビリをしている方も少なくありません。 ことばの障害を抱えている人にとって、お仕事に戻ったらゴール...Read More
生活習慣病は意思では治らない~言語聴覚士のお仕事~

生活習慣病は意思では治らない~言語聴覚士のお仕事~

脳卒中と言えば、生活習慣病。厚労省がかなりがんばったおかげで、ほとんどの人は、この2つをセットで知っていると思う。脳卒中=生活習慣病では決してないのであるが(ここ大事!)、生活習慣病があると脳卒中のリスクは確実に高くなる。さて、この生活習慣病というネーミング、素晴らしいと思う。ほとんどが生活の習慣が原因だからだ。たしか...Read More
湯川れい子さん「平和と民主主義は、自ら獲得するもの」

湯川れい子さん「平和と民主主義は、自ら獲得するもの」

この本を読んだ数日後、ウクライナにロシア軍が侵攻したニュースが入ってきました。私たち、日本人は平和ぼけと言われるくらい、平和が当たり前だと思っていますが、先人たちが血がにじむような、いや、実際に多くの人が血を流して勝ち取ってきたものなのです。民主主義もそうですよね、フランス革命から脈々と続く、たくさんの人の命の上に成り...Read More
貧困は個人の責任でなく、政府の責任である

貧困は個人の責任でなく、政府の責任である

格差社会が言われて数年です。いつ頃からか、貧困が「個人の努力不足」として言われ始め、「仕方がない」という空気になりました。今や、みんなで豊かになろうという考えは幻想になり、むしろ少しでも豊かな人をひきずり下ろそうという飛んでもない空気も出てきました。やばいですよ、これは。そして、この本を読むと、こうした個人の問題となっ...Read More
臨床家には必須の力~答えがでない事態に耐える力~言語聴覚士のお仕事

臨床家には必須の力~答えがでない事態に耐える力~言語聴覚士のお仕事

この本は、多くの受賞歴をもつ小説家であり、臨床40年の精神科医の医師である帚木蓬生先生が、長年精神科医として患者さんに向き合ってきた経験をもとにご自身の考えをまとめた本です。サブタイトルそのままですが、 世の中の事象、全て、答えなんてすぐには出ない そこをじっと耐えることが、大事なんだ ということを、あらゆる角度で書い...Read More
人生の豊かさを決めるのは人間関係~エリクソンのライフサイクルモデル~

人生の豊かさを決めるのは人間関係~エリクソンのライフサイクルモデル~

人生の豊かさを決めるのは人間関係私が子育てしている時に、ママ友の間で話題になった佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」 本当に暖かく、そして子育てに何が必要なのか、むしろ、これを蔑ろにして他はあり得ないという基本のきを再確認できた本でした。 人生に感謝できますか?この本はいつもふらりと立ち寄る本屋さん「隆祥館書店」で出...Read More
希望をつなぎ、今を乗り越えよう!

希望をつなぎ、今を乗り越えよう!

コロナ禍もあり、先がみえない日々が続いてもう3年近くになりますね。私は、その前年に言語聴覚士として勤めていた病院をやめ、起業しました。まあまあ色んなことがありました。今、思えば当たり前ですけどね(こちら、内省してみました) さて、昨年末にであったこの本。今日のブログは、不安に感じている誰かに届くといいなと思って書いてい...Read More
人生は不条理の連続

人生は不条理の連続

この本は新幹線の中で読んで不覚にも泣いてしまった、笑。出だしはとても平凡で、専業主婦だった主人公が、ある日突然夫に離婚を切り出され、実家に戻る。よくあるパターンですよね。私の何が不満だったの?と。たしかにこれも結構、不条理ではある。 ど田舎にある実家で出会う人との交流が描かれているのですが。それなりに皆さん、不条理な人...Read More
幸運は不運の顔をしてやって来る~言語聴覚士として思うこと~

幸運は不運の顔をしてやって来る~言語聴覚士として思うこと~

ふぅ、なんだか大変だ…と思っていた時に、私はひたすらあるYouTubeの講演を聞いていた 若くして大病を患った田坂広志さんである。 その講演では、幸運は不運の顔をしてやって来ると仰っていた。 幸運が一直線に来るのは幻想で、まずは不運の顔をしてやってくる その不運を抜ける時の学びが糧になる 将来、振り返った時に、当時は不...Read More
障害について知る~「壊れた脳 生存する知」ブックレビューNO3

障害について知る~「壊れた脳 生存する知」ブックレビューNO3

昨日は知る権利と義務について書きました。 さて障害について知るということは自分が障害によってどのような問題が生じるのか予測できるということになります。これは非常に大きな力となります。   大体やりそうな失敗も見当がついてくるから、ちょっとやそっとじゃ驚かなくなる。   高次脳機能障害は障害に対する気...Read More

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