言語聴覚士のお仕事ってなんだろう?まだまだ知られていないこの仕事ですが、コミュニケーションと飲み込みが難しくなった人たちに関わる仕事です 社会的動物である人間にとって、とても大切な仕事だと思っています。 何人いるの? リハビリテーションを担う理学療法士や作業療法士が1965年に国家資格になった時より大きく遅れ、1997...Read More
私が、起業したきっかけになったのは、鈴木大介さんが書かれた「脳が壊れた」です。 ここにある医療の問題 広くきれいで明るいリハビリ室の中で療法士さんのケアを受けている患者たち。その9割以上は、高齢者なのだ。ここで働くリハビリの療法士たちは、極めて優秀な「子供の発達の支援者」になる可能性を秘めたプロ集団。彼らのスキルは、子...Read More
昨日は、軽度の失語症の方の困りごとについて書きました では、どうしたらいいの?について、今日から書いていきます。 まず、よく言われるメモについてです 言語聴覚士として、たくさんの人を見てきましたが、教科書に書いてある通りにいかない最たるものが、メモです。簡単に「メモを利用しましょう」とありますが、いやいや・・・というの...Read More
軽度の方から聞く困りごとは「普通に見えてしまう」が最も多いようです。コミュニケーションは相手があって成り立つものなのですが、その相手に「会話に不自由している」ことが伝わらないので、配慮されにくいのです。 問題がないと思われてしまい、「失語症があります」と伝えても、相手が忘れてしまったり、「もう治ったよね?」と決めつけら...Read More
毎週金曜日に、週刊セミナーを担当しています。今、参加者の皆さんから感想をもらいながら、内容を検討しているところ 今週の金曜日7月10日19時〜は「音読会」をします。 音読のすすめ 音読は、以前、脳トレで有名になった川島龍太先生の研究にもあったように、黙読とは比較にならないくらい非常に広い脳の範囲で血流アップしするので脳...Read More
まず、半側空間無視について、こちらの本を書いた下川眞一さんは 右の被殻脳出血、それも広い範囲だったので 非常に重度の半側空間無視が残存しています。 左側があまり見えていないので、注意して車椅子を使うようにと、何度も言われた。実際の車イスをこいでいると、頻繁に左の壁によく当たった。注意しているつもりが、なかなか治らなかっ...Read More