「脳コワさん」支援ガイド 読書会

「脳コワさん」支援ガイド 読書会
私が、起業したきっかけになったのは、鈴木大介さんが書かれた「脳が壊れた」です。

ここにある医療の問題
広くきれいで明るいリハビリ室の中で療法士さんのケアを受けている患者たち。その9割以上は、高齢者なのだ。ここで働くリハビリの療法士たちは、極めて優秀な「子供の発達の支援者」になる可能性を秘めたプロ集団。彼らのスキルは、子供、そして、若い社会的弱者のための大きな効果を発揮するのは間違いがない。だが現状、その人材がどれほど子供や若者の支援にその力を発揮できているのだろう。
あまりに今の医療は、高齢者のかたよっているのはないか。成人分野で働いていた私の中では、20〜60歳の勤労世代で、脳を損傷した人の支援の少なさに、どうしても抑えきれない思いが生じたのです。
それから数年、このたび、秋に鈴木大介さんとコラボが決まりました。しっかり準備を進めていきたいのですが、その一つとして、今年出版されたこの本を
支援者・当事者の皆さんと読書会を開催して学んでいきたいと考えています。

鈴木大介さんの本は、非常に表現が秀逸です。見えない障害を、当事者としてわかりやすく表現しています。
両足を骨折している人がいるが、本人も周囲もその骨折に気づいていない。本人は骨が折れていることを理解していないので、激痛の中、何とか歩けると信じて、必死にもがく。ついには折れた骨が肌を貫くが。流れ出した血に絆創膏を貼る位で、まだ骨折には気づいてない。ずっと痛くて、ずっとずっと歩けない。
見えない障害は、本人も非常に苦しいのだけど、周囲にはそれがわからない。
さらに、高次脳機能障害は「自分が自分に気付けない、なんでこんなに難しいのか、できないのかがわからない」この2重見えにくさがあります。
鈴木さんの文章は、見えない障害を言語化し、見える化しており、大変、参考になるのです。

本を通じて、一緒に学びませんか?

  • 日時

19時〜 zoomで開催します。

7月24日(金) 第1と第2章
8月21日(金) 第3と第4章
9月18日(金) 第5章とまとめ
を予定しています。この読書会については、鈴木さんにシェアし、講演を実りあるものにしたいと思っています。
  • 参加費 500円 ( 脳ケアゼミ参加が初めての方は無料)PayPalでお願いします。
  • こちらからお申し込みください→申し込みフォーム

または下の公式ラインに「読書会参加」のメッセージを送ってください

それぞれ読んできてもらい、感想シェア( 読んでいなくてもOKですが、主体的に参加してもらうために、本は手元にご用意ください)
私からは、言語聴覚士としての情報をシェアしたいと思います。

私の活動をご紹介

 

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