そもそも、誤嚥性肺炎っていうのは何でしょう。まずここの図を見て下さい。 健康長寿ネット 人間は、2足歩行になったため、喉(咽頭、喉頭)の形が他の動物と変わってしまいます。食べ物の通り道と空気の通り道が交差しています。普段は、空気の通り道を優先して(当たり前ですよね、息をしないと死んでしまうのですから)だから気管のスペー...Read More
誤嚥性肺炎は、超高齢社会において大変、問題になってます。高齢者は、基礎疾患がある人が多く、肺炎だけでなく、病気も障害も重複している人が多いです。日常生活で自立している人でも、体力や筋力は低下しているし、要は予備能力が乏しいのです、なので、発症すると「治りにくい」でなく「完治しにくい」のが実情。 はっきり言って、発症前ま...Read More
このシリーズ5回目の記事です。以前の記事はこちらをご覧ください →口から食べられなくなったらどうしますか? 口からご飯が食べられなくなる嚥下障害は、脳卒中や進行性疾患など様々な原因で生じますが、その中で最近注目になっているのが低栄養による嚥下障害です。中には清涼飲料水などエンプティーカロリーのものばかりを食べ、肥満なの...Read More
私が今回、胃瘻や経鼻経管栄養法について記事を書いているのは、医療現場にいると、本人だけでなく、家族さんからも「こんなはずではなかった」と言う声を聞くからです。胃瘻についての記事を書いたあと、数名のお友達から「胃瘻をやめることができるなんて知らなかった」「こんなことならば胃瘻を作ればよかった」または「胃瘻にすれば全てを解...Read More
口から食べられなくなった場合に、人工的に水分や栄養を補充することを経管栄養法といいます。No1・No2では、その1つである胃瘻について、さまざまな誤解が生じていることを書きました。 自分が、または家族が、口からものを食べられなくなったらどうしますか?No1 自分が、または家族が口からものを食べられなくなったらどうします...Read More
前回、口から食べられなくなった場合に人工的に水分や栄養を補充する経管栄養法について、そして、その一つである胃瘻について誤解が生じている事実について書きました。今日は、なぜそのような誤解が生じてしまったのかについて、私の意見を書いてみたいと思います。 摂食嚥下障害になる原因や、状況は様々です 混乱が生じていている原因の一...Read More
脳卒中や神経・筋肉の進行性疾患などの病気、または認知症や加齢による筋力低下など様々な理由で、必要な食物や水分を口から摂取することが困難になることを摂食嚥下障害といいます。この障害になると、栄養摂取量が減って衰弱するリスク、または、本来であれば口から食道を通って胃に入るはずの食物や水分が、気管を通って肺に入って誤嚥性肺炎...Read More