4月25日が失語症の日に!言語聴覚士のみなさん、ご協力お願いします

4月25日が失語症の日に!言語聴覚士のみなさん、ご協力お願いします

私が代表をしているNPO法人Reジョブ大阪の活動が今年は大きく発展し、こちら、失語症の日認定プロジェクトに関わっております。今年、2020年にまずは「記念日協会」に申請、4月25日が失語症の日として承認されました。制定は法律絡むのでまだまだ先ですが、まずは初めの1歩です。

失語症について、まずは私たちが学びましょう

言語聴覚士のみなさんへ。養成校ではかなりの時間、失語症について学んできたと思います。でも、資格をもって脳卒中の分野で仕事をするようになっても、昨今は、失語症のリハビリに関わる時間は激減していますよね。疾患別リハビリテーションが導入されて、言語聴覚士の仕事が飛躍的に認められたのはよかったのですが、リハビリテーション算定期限が導入されました。よく読むと、失語症は除外疾患なので、算定期限はないのですが、ほとんどの病院で、ほかの療法と同じように期限付きになっています。そして、医療保険でのリハビリテーションが終了した先の受け手として、介護保険でのリハビリテーションがあるのですが、そもそもこうした生活期にいる言語聴覚士さんも少ないですし、失語症に関わってくれる人はもっと少ない。なんせ、嚥下障害の仕事が多いですから、少ないパイを奪い合っている状況です。退院する患者さんのリハビリテーションを引き継いでくれる人がいない・・ため息ついている言語聴覚士の人は多いのではないでしょうか?そもそも病院でしっかり失語症に関われなくて、もやもやしている人も少なくないはず!

そうこうあって、私たち言語聴覚士は、入院中の失語症者に関わる時間も減っているし、生活期にいる失語症の人について学べる機会も激減しています。これはとても残念なことです。失語症を知るとは、決してSLTAやWABで評価することでなくて、失語症を抱えた生活はどうなるのか?どんな気持ちで生活しているのか?何が困っているのか?そして私たちが何ができるのか?周囲の人に対してどんな情報提供をしたらいいのか?といった包括的なもの(もちろん、私もまだまだ修行の身!)

仕事で関わる時間が減っているのであれば、率先して失語症者の声に耳を傾け、学びを深める必要があると思っています。

当事者である沼尾ひろ子さんと関啓子先生講演を、ネット配信します

さて、4月25日「失語症の日」記念イベントですが、当初から、全国をネットでつなぐことを企画していました。なぜなら、当事者や家族は長距離移動が難しいので、全国各地で小規模イベント開催がいいなと思っていたからです。現在、コロナウイルスの対策で、様々なイベントが中止となっていますが、講演についてはネットに繋げれば受信できます。そして、沼尾さんと関先生の「失語症について知ってほしい」という強い想いから、ライブだけでなく(期間限定ですが)アーカイブ配信もします。詳細については、こちらのHPで、順次、報告していきます。ぜひチェックしてください。

沼尾ひろ子さん関啓子先生についてはこちらのリンク先をチェック!

失語症を学ぶ機会にぜひ参加を!そして後輩育成にもご協力ください

講演の受信ですが

  • ご自身で見るまたは当事者の方と集う場合は1000円
  • 職場で複数名閲覧したい(数日、動画を流すのもOKです)場合は5000円

こちらの申し込みフォームに入力お願いします。

そして、もう一点、こちらはお願いです!

私はこの講演を養成校で言語聴覚士を目指す学生さんに見てほしいと考えています。先日、委員会のミーテイングで、養成校の窓口にメールでお知らせするよりも、言語聴覚学科の先生にお伝えしたほうがよいのでは?となりました。たくさんある学校にやみくもに送るのも難しいので、もし、今回の企画に興味を持っていただけそうな養成校をご存知でしたら、申し込みフォームに記載欄があるので、教えてください。ご案内の資料を送らせていただきます。ご紹介者の名前を明記、または明記しないを選んでください。もし、親しい先生がいらっしゃいましたら、こちらの申し込みフォームを養成校の先生にお伝えください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

私の活動をご紹介

 

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