地図も案内人もないまま、社会に戻される ――失語症者を取り巻く「見えない壁」

地図も案内人もないまま、社会に戻される ――失語症者を取り巻く「見えない壁」

失語症のある人が社会に戻ろうとするとき、
多くの場合、こうした壁に直面します。

  • どこに相談すればいいのか分からない

  • 支援の情報が途中で途切れている

  • 職場や地域に理解がない

特に復職については、
「元の仕事に戻りたい」と願う人が多い一方で、
実際に復職できた人は限られています。

能力だけの問題ではありません。
環境と支援の不在が、大きく影響しています。

この背景には、
言語聴覚士(ST)の慢性的な不足と、
職域が病院内に偏っているという構造があります。

病院という「オアシス」を出た途端、
回復への地図も、案内人もいなくなる。

失語症のリハビリと社会参加の現状は、
まるで地図を持たずに砂漠に放り出されるような状態です。

立ち止まっているのは、本人ではありません。
仕組みの方が、そこまでしか用意されていないのです。

私の活動

 

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