お金は大事だ
お金は大事だ
日本ではお金の話をしない傾向がある。特に、子供に、家計のことを話をしない家庭も多いと聞く。反対に「お金の教育」と言って、プロが教える講座は注目されている。でも、本当は、家庭の中で、生活の中で、お金について考えることが必要なのではないだろうか。
この本は、すすっと読めて、読後に何か考えさせられる本だと思う。
お金と生活
当たり前ですが、その家庭の年収に応じて、生活レベルが異なる。
3世代の女性、お友達のそれぞれのお財布事情と、行動と思考パターンをみながら、それを実感します。
そして自問する。
私はいくら稼ぎたくて、何に使いたいのか
さらに私の場合は起業しているので、個人のお財布だけでなく、事業をどの程度に広げたくて、何に投資して、どうなりたいのか。そんなキャッシュフローについても考えてしまいました。
現実は決して綺麗事ではない
さて、一見、ハッピーエンドで終わったようなこの小説ですが
いや、垣谷美雨さんが書いている解説がめっちゃパンチあるから、ここにあるリアルな事情を読むと
「お金より愛よね」と思わせたある家庭の未来におけるリスクが書かれていて、もう一つ、考えさせられるというオチ
個人的には、年金が足りないと思って、何十年ぶりに働きに出るおばあちゃんが好き。そう、働くってお金もそうだけど、社会と繋がるってことでもあるんだよな〜と思ってしまいました。
中学生以上のお子さんがいる家庭は、それぞれが読んでみると良いと
思います!
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