失語症、高次脳機能障害 アーカイブ - 言語聴覚士のお仕事

Tagged
私が10年かけてやりたいことが、見えた

私が10年かけてやりたいことが、見えた

みなさん、こんにちは。言語聴覚士の多田紀子です。   高知シリーズ、最終回です。今日は完全に私自身の話をします。   高知からの帰り、飛行機の中でずっと考えていました。「私は、何がやりたいのだろう」と。   刑務所に入ると、年間400万円   前回も触れましたが、高知でこんな話が...Read More
支援だけでは、社会は変わらない

支援だけでは、社会は変わらない

みなさん、こんにちは。言語聴覚士の多田紀子です。   高知シリーズ、第3回です。今日は正直な話をします。高知から帰ってきてからずっとモヤモヤしていたことが、やっと言語化できました。   私がこれまで見てきたもの   23年間、私がやってきたことをざっくりまとめると、3つです。  ...Read More
社会を変えるには、一貫した戦略と理念が必要

社会を変えるには、一貫した戦略と理念が必要

みなさん、こんにちは。言語聴覚士の多田紀子です。   高知の話、第2回です。前回は「10年前からロードマップを持って動いていた人」の話をしました。今回はその「どうやって」の部分——戦略と理念について書きます。   制度の「穴」を知っていた   その方がずっと訴えてきたのは、「今の制度では、...Read More
診断名ではなく、「困りごと」でつながる支援を

診断名ではなく、「困りごと」でつながる支援を

医療が見極めるべきこと 医療の現場では、失語症なのか、高次脳機能障害なのか、その違いを正確に見極めることがとても重要です。症状の性質が違えば、必要なリハビリテーションのアプローチも異なるからです。病態、つまり体の中で何が起きているのかを正しく評価することは、専門職として決して手放してはいけない仕事だと思っています。 &...Read More
10年かけて社会を変える人は、何を考えているのか

10年かけて社会を変える人は、何を考えているのか

みなさん、こんにちは。言語聴覚士の多田紀子です。   先日、高知県に行ってきました。高次脳機能障害の支援法をつくった方にお会いするためです。   正直に言います。めちゃくちゃ衝撃を受けて帰ってきました。23年この仕事をやってきたつもりでしたが、見えていなかった景色がありました。今日はその話をします。...Read More
「言いたいことが伝わらない」―アンケートから見えた生活の困りごと

「言いたいことが伝わらない」―アンケートから見えた生活の困りごと

約600名が参加した「失語症の日」アンケート 私たちNPO法人りじょぶ大阪は、2020年に4月25日を「失語症の日」として記念日認定していただき、毎年、全国規模で啓発イベントを開催してきました。   2026年4月25日のイベントに合わせて、私たちは事前・当日にアンケート調査を行いました。回答をお寄せくださっ...Read More
第三者返答は悪なのか ― 必要な支援と、本人を消してしまう支援

第三者返答は悪なのか ― 必要な支援と、本人を消してしまう支援

「第三者返答」という言葉を聞いたことがありますか?関西学院大学のオストハイダ・テーヤ教授が2005年に提唱した概念で、「話しかけてきた人の見かけの印象などから、意思疎通が問題ないにも関わらず無視して、一緒にいる人に返答すること」と定義されています。 たとえば、日本語堪能な外国人が注文しているのに、店員が隣の日本人に確認...Read More
「見えない」からこそ、置き去りにされてしまう失語症の困難さ

「見えない」からこそ、置き去りにされてしまう失語症の困難さ

こんにちは。言語聴覚士の多田紀子です。2026年4月25日は、第7回目の失語症の日記念イベントを開催します。現在、準備中ですので、詳細は少しお待ちください。 さて、失語症のある方の困りごとは、外から本当に見えにくいものです。今回の記事は、「失語症の日」イベント開催前に、新聞記者の方とお話しした内容をまとめました。 障害...Read More
言語聴覚士が、地域社会に出ていくという選択 ――一緒に、新しい言語療法を考えたい

言語聴覚士が、地域社会に出ていくという選択 ――一緒に、新しい言語療法を考えたい

制度の内と外、そのどちらかを選ぶのではなく、行き来しながら支援をつくる。その一つの実践として、私たちが今取り組んでいることにも触れながら、同業者への問いかけで連載を締めくくります。 言語聴覚士が、社会に出ていくという選択 ――一緒に、新しい言語療法を考えたい すぐに答えが出る話ではありません。 私自身も、まだ模索の途中...Read More
講演会レポート③ 片付けが苦手な高次脳機能障害の方への支援 – 練習?それとも代替手段?

講演会レポート③ 片付けが苦手な高次脳機能障害の方への支援 – 練習?それとも代替手段?

前前回、前回に続き、兵庫県加東市での講演会レポートです。今回は、参加者の方から頂いた質問についてです。 お財布の中がぱんぱん! ある相談員さんからの質問。 「片付けが苦手な方とか、お財布がパンパンな方に対して、できるように練習する方法を選ぶか、代替の手段や周りの人が手伝うかは、どういうところで見極めたらいいですか?」 ...Read More