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【子どもの高次脳機能障害】一人の男の子からみる、脳の回復の可能性

【子どもの高次脳機能障害】一人の男の子からみる、脳の回復の可能性

さて、ある一人の男の子を紹介します。 自転車で帰宅途中に、自動車が後ろから衝突。 大きなけがをしました。血の塊を取るために、開頭手術をして、その後、数日間は意識が戻らず、鼻からチューブを入れて栄養補給、鼻から酸素投与です。 意識が戻ったものの、とにかく音を怖がって(トラウマかもしれないし、聴覚過敏かもしれません)、母親...Read More
【子どもの高次脳機能障害】学校との連携ポイント

【子どもの高次脳機能障害】学校との連携ポイント

今回は子どもの高次脳機能障害についてです。 こちらの記事の続きを書いていきます 学習面においては、記憶の低下が大きな影響を与えます。 中学になると抽象的な思考が必要とされるため、高次脳機能障害に詳しくなくても、認知特性に詳しい塾が対応できる可能性があります。 私の経験から言えば、個別対応ができる塾を探すことが重要です。...Read More
【就労支援】障害者と高齢者、共に生きる新しい社会の構築

【就労支援】障害者と高齢者、共に生きる新しい社会の構築

今回は、前回の内容の続きになります。 増田さんが上田先生宛に書いた手紙の内容になります。 -------手紙の内容------- 理念は、親亡き後、介護者なきあと、その地域で働いて、その地域で高次脳機能障害とともに、みんなで暮らす。 その場所、働く場を作ろうということが、大きな目標になりました。 誰も1人にさせない、み...Read More
【障害を乗り越え、社会に希望を与える】親亡きあとも、親ある今も、仲間が欲しい

【障害を乗り越え、社会に希望を与える】親亡きあとも、親ある今も、仲間が欲しい

今回は、ご家族が障がい当事者の立場になった方のことについて書いていきます。 私が尊敬する増村幸子さんを紹介します。 息子さんが、事故により高次脳機能障害となりました。当時は、まだこの障害は知られていなくて書店で求めた本を、読み漁る日々。 そこで上田敏先生の著書に「これだ!」と思い、直筆のお手紙を出したそうです。まさに母...Read More
あなたは、何がどうなると、どんな気持ちになる?自分を知るワークNO2

あなたは、何がどうなると、どんな気持ちになる?自分を知るワークNO2

前回につづき、本日も自分を知るワークにいきたいと思います! 前回はこちら→何が気になる?何が不満? 自分を見つめることは、決して迷いではない 私は言語聴覚士として18年病院に勤務し、その後、NPO法人Reジョブ大阪とオンライン言語リハビリ「ことばの天使」の代表を務めていますが、ま、いろいろありましたし、これからもあるで...Read More
あなたは何が気になる?何が不満?自分を知るワークNo1

あなたは何が気になる?何が不満?自分を知るワークNo1

私は言語聴覚士として18年病院に勤務し、その後、NPO法人Reジョブ大阪とオンライン言語リハビリ「ことばの天使」の代表を務めている。病院勤務と並行していた時期もありますが、コロナをきっかけに完全に独立、いちお、女性起業家という立場になりました。 これまでただ追われるように日々を過ごしてきたのですが、今年はこれを改めたい...Read More
失語症がある人の家族の気持ち~言語聴覚士のお仕事~

失語症がある人の家族の気持ち~言語聴覚士のお仕事~

2019年からオンラインで言語リハビリ(ことばの天使)をしています。ご利用される方は、在宅(自宅または施設)で生活されている失語症や高次脳機能障害がある方です。もちろん家族と同居の人もいれば、別居の人もいます。 2018年に立ち上げたNPO法人Reジョブ大阪でも、月1回、失語症や高次脳機能障害がある人も、家族も、支援職...Read More
失語症・高次脳機能障害がある方に希望を伝えたい~言語聴覚士のお仕事~

失語症・高次脳機能障害がある方に希望を伝えたい~言語聴覚士のお仕事~

私は2021年2月から失語症・高次脳機能障害の方の就労をテーマにしたインタビュー冊子「脳に何かがあったとき」を毎月発行している。もともとは、言語聴覚士として、医療や福祉で取りこぼされている軽度の人たちの課題を調査したいという思いがあった(これは2018年に研究申請したものの、あえなく玉砕・・)それから紆余曲折あり、今に...Read More
働くことの意義~言語聴覚士のお仕事~

働くことの意義~言語聴覚士のお仕事~

年末年始は実家に帰省し、初詣に行った。3日には大阪に戻って、ここでも初詣に行った。 人の賑わいが、あまりにも違っていた。帰省先で行った神社はとても歴史的なエピソードがある神社なのに、閑散としていたが、関西の神社は人混みがすごかっただけでなく、関西では子供の人数もすごく多かった。 人の賑わいがあると活気があってよい、こち...Read More
生活習慣病は意思では治らない~言語聴覚士のお仕事~

生活習慣病は意思では治らない~言語聴覚士のお仕事~

脳卒中と言えば、生活習慣病。厚労省がかなりがんばったおかげで、ほとんどの人は、この2つをセットで知っていると思う。脳卒中=生活習慣病では決してないのであるが(ここ大事!)、生活習慣病があると脳卒中のリスクは確実に高くなる。さて、この生活習慣病というネーミング、素晴らしいと思う。ほとんどが生活の習慣が原因だからだ。たしか...Read More