今回は意思表出の重要性について、事例を紹介しながら言語聴覚士の視点からお伝えしていきます。 (3)生活の事例「自分で何も決められない」: 意思表出の機会を奪われたまま成長今回は30代の女性の事例です。父が会社員、母親がパート勤務の家庭で育ち、小学高学年で事故にあいました。 高次脳機能障害の診断はつかず、退院したものの学...Read More
今回も、前回に引き続き高次脳機能障害について言語聴覚士の視点から書いていきます。 この障害は、脳に損傷が生じ認知機能に影響を与えるもので、身体の麻痺のように外見からは分かりにくいのが特徴です。 高次脳機能障害は、2008年に診断基準が確立されましたが、未だに医療関係者や一般の方には理解が不足していることがあります。 な...Read More
今日は、高次脳機能障害の理解と、将来のケアに向けた重要なステップであるACP(アドバンスケアプランニング)について、言語聴覚士の視点から探っていきます。 高次脳機能障害は、脳に損傷を受けることで、思考や記憶、行動などの認知機能に問題が生じる状態のことです。 この障害には、いくつかの症状があります。一部の症状は、特定の部...Read More
今日からは、高次脳機能障害領域におけるACP(アドバンスケアプランニング)の重要性について、言語聴覚士として掘り下げています。 私は言語聴覚士として、脳卒中や頭部外傷の後遺症である失語症・高次脳機能障害の方の社会復帰支援を行ってきました。そこには、高齢者のACPとはまた違う考えや視点が必要だと思っています。 特に、20...Read More