言語療法 - 言語聴覚士のお仕事 - Page 4( 4 )

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【前行性健忘】新しいことを覚えられない辛さと混乱の中での生活

【前行性健忘】新しいことを覚えられない辛さと混乱の中での生活

今回も記憶障害について書いていきます。 多くの人は、新しいことが覚えられなくなった、覚えにくくなった、これを、前行性健忘と言います。 単に、病気や怪我によって、意識障害があったり、注意力が落ちているために、記憶ができない場合もあります。 記憶って、まずは情報をインプットして、それを脳内が保持して、そして必要に応じて引っ...Read More
【子どもの高次脳機能障害】一人の男の子からみる、脳の回復の可能性

【子どもの高次脳機能障害】一人の男の子からみる、脳の回復の可能性

さて、ある一人の男の子を紹介します。 自転車で帰宅途中に、自動車が後ろから衝突。 大きなけがをしました。血の塊を取るために、開頭手術をして、その後、数日間は意識が戻らず、鼻からチューブを入れて栄養補給、鼻から酸素投与です。 意識が戻ったものの、とにかく音を怖がって(トラウマかもしれないし、聴覚過敏かもしれません)、母親...Read More
【障害を乗り越え、社会に希望を与える】親亡きあとも、親ある今も、仲間が欲しい

【障害を乗り越え、社会に希望を与える】親亡きあとも、親ある今も、仲間が欲しい

今回は、ご家族が障がい当事者の立場になった方のことについて書いていきます。 私が尊敬する増村幸子さんを紹介します。 息子さんが、事故により高次脳機能障害となりました。当時は、まだこの障害は知られていなくて書店で求めた本を、読み漁る日々。 そこで上田敏先生の著書に「これだ!」と思い、直筆のお手紙を出したそうです。まさに母...Read More
あなたは、何がどうなると、どんな気持ちになる?自分を知るワークNO2

あなたは、何がどうなると、どんな気持ちになる?自分を知るワークNO2

前回につづき、本日も自分を知るワークにいきたいと思います! 前回はこちら→何が気になる?何が不満? 自分を見つめることは、決して迷いではない 私は言語聴覚士として18年病院に勤務し、その後、NPO法人Reジョブ大阪とオンライン言語リハビリ「ことばの天使」の代表を務めていますが、ま、いろいろありましたし、これからもあるで...Read More
失語症がある人の家族の気持ち~言語聴覚士のお仕事~

失語症がある人の家族の気持ち~言語聴覚士のお仕事~

2019年からオンラインで言語リハビリ(ことばの天使)をしています。ご利用される方は、在宅(自宅または施設)で生活されている失語症や高次脳機能障害がある方です。もちろん家族と同居の人もいれば、別居の人もいます。 2018年に立ち上げたNPO法人Reジョブ大阪でも、月1回、失語症や高次脳機能障害がある人も、家族も、支援職...Read More
行動しない人へ「失われた過去よりも、得られない未来のほうが惜しい」

行動しない人へ「失われた過去よりも、得られない未来のほうが惜しい」

私は言語聴覚士として、20年以上、脳卒中や頭部外傷による後遺症がある人、またはパーキンソン病などの進行性疾患の方に対して、コミュニケーション支援を行ってきた。そして2018年にNPO法人Reジョブ大阪を、2019年にオンライン言語リハビリを事業化した。ま、起業の勉強もせずに行動したものだから、数年はぐちゃぐちゃだった。...Read More
子どもの高次脳機能障害とは?理解と支援の必要性

子どもの高次脳機能障害とは?理解と支援の必要性

今回は、子どもの高次脳機能障害についてです。 この障害は、6ヶ月から学童期までの子どもたちを対象としており、成人とは異なる疾患です。 原因としては、頭部外傷、脳炎、脳症、低酸素脳症(例えば、溺れることが原因)、そして小児でも脳梗塞や脳出血などの脳血管障害が考えられます。これらの脳損傷の治療を受けた結果、後遺症としててん...Read More
【言語聴覚士の課題】失語症リハビリの現状

【言語聴覚士の課題】失語症リハビリの現状

今日は、失語症のリハを担う言語聴覚士の現状についてお伝えしたいと思います。 2019年に実施された「脳卒中患者・家族アンケート」調査結果の5つのポイントに「失語症という後遺症に対する支援や理解が不足している」が挙げられていました。 数ある後遺症の中で「失語症」の名前だけが掲載されていることに驚きましたが、それだけ多くの...Read More
「食べる選択」どうしたらいい?医療従事者ができること~言語聴覚士のお仕事~

「食べる選択」どうしたらいい?医療従事者ができること~言語聴覚士のお仕事~

このブログでは、言語聴覚士として、失語症や高次脳機能障害といったコミュニケーションに困りごとがある人について書いてきましたが、本日からは嚥下障害がある人についてです。ただし、嚥下障害とは何か、介助方法はなどではなく、嚥下障害がある人の「意思決定」についてです。なぜなら、嚥下障害を伴う人のほとんどが、コミュニケーション障...Read More
失語症の方の就労がテーマ!公開インタビューのお知らせ

失語症の方の就労がテーマ!公開インタビューのお知らせ

失語症・高次脳機能障害の就労をテーマにした冊子「脳に何かがあったとき」は1年半を超えました!36名以上の方をインタビューして記事にしています。たくさんの出会いがあり、貴重なお話を伺うことができました。でも、それを冊子にまとめて発信するだけではもったいない!失語症・高次脳機能障害の方の就労という大きな社会課題にむけて、も...Read More