旅立つ娘へ〜子供は社会からの預かり物〜ワーキングマザーの知恵

旅立つ娘へ〜子供は社会からの預かり物〜ワーキングマザーの知恵

人生の前半は、好きなように生きなさい

あなたは、いきなり日本の大学の受験をやめて、海外にホームステイに行き、帰国するや、なんの情報もないのにアメリカ留学を決めました。有名大学に推薦状を書いてあげましょうという知人の申し出を断り、工場に働きに行き、時間をかけて自分で納得できる大学を選びました。時間を無駄にならないか?チャンスを潰してないか?学力が落ちるのでは?と、たくさんの人が心配してくれました。でも、今回もママは「あなたはやり遂げる」と、不思議と信じきっていました。目の色と表情からわかるのですよ、本気になった時は。その時は、あなたは絶対に成し遂げるのです。
これからも好きな道、信じた道を突き進んで下さい。遊びも勉強も欲張って、自分の能力を伸ばせるだけ伸ばしてください。そして、できなことや苦手なことは人を頼ってください。困った時は、誰かに相談に乗ってもらい、力を借りましょう。それは決してわがままなことではありません。躊躇することはありません。なんでもできる人なんていないのです。

人生の後半は、誰かのために力を出してほしい

そして、人生後半には、どうか恵まれない人、声なき人のために、あなたの力を使ってほしいと願っています。日本を始めとして先進国でさえ、今もって女性には「見えないガラスの天井」があるのですよ。小さい時から「女の子だから」という見えない箱の中で育てられている子供がたくさんいます。反対に「男の子だから」と望みもしない期待を背負っている子供もたくさんいます。性差でなく、性差別はいまだ解消されておらず、男性、女性ともに生きづらい社会の一因となっています。
人種、宗教、経済、障害格差など多くの問題があります。差別されている、搾取されている人の多くは、思考する余裕もなく、声をあげたくても力となる言葉を持っていません。そうした人たちのために、どんな形でもいいので、あなたの力を出してほしいと願ってます。

「子供は社会からの預かり物」そう思って、ママはあなたを育てました。いつまでも近くにいてほしい、そんな気持ちは当然ありますが、あなたをすくすくと育ててくれた社会に、あなたを返す時がきたと思っています。辛い時、不安な時も当然あるでしょう。立ち止まってもいいから、また前を向いて進んでください。前に行っても、後ろに下がっても、左右に広がっても、道は道です。歩み続けてください。

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