ストレスが病気の原因?実は生活習慣の乱れが真の原因かも

最近、ストレスと健康の関係について改めて考える機会がありました。「ストレスが病気の原因になる」とよく言われます。もちろん副腎疲労うんねんのことは分かっていますが、実はもう少し複雑なメカニズムがあるのではないでしょうか。
ストレス→生活習慣の乱れ→健康問題という連鎖
ストレスが直接的に病気を引き起こすのではなく、ストレスによって生活習慣や生活リズムが乱れることが、結果的に健康問題につながるのではないかと考えています。
具体的には、以下のような連鎖が起こります:
1. 睡眠の質の低下
ストレスで眠れなくなったり、睡眠リズムが乱れることで、免疫機能や代謝に大きな影響を与えます。良質な睡眠は健康の基盤となる要素です。
2. 食習慣の変化
ストレスで過食や、生活時間が乱れて食事を抜くなど、食生活が乱れがちになります。結果、消化器官にも影響がでて、便秘などでさらにストレス・・。規則的な食事は体内時計を整える重要な役割を果たしています。
3. 運動不足
忙しさや疲れで、「運動なんて無理」となりがち。ところが、運動って、すごく脳に影響があるんですよね。疲れすぎた時の無理は禁物ですが、運動しないことで、ストレスが上がるし、脳のパフォーマンス下がります。もちろん、気分の調整機能が低下します。
レジリエンス(回復力)を高める鍵は規則的な生活
ストレスの原因となる環境をすぐに変更することは難しいものです。しかし、自分でコントロールできることに集中することで、外的なストレスがあっても心身の基盤を安定させることができます。
「振り回される」ことは避けられない、大切なのは「立て直す力」
人生において、予期せぬ出来事や忙しさに振り回されることは時々起こります。それを完全に排除することはできませんし、する必要もありません。
重要なのは、振り回された後に元の調子に戻る「立て直す力」を育てることです。規則的な生活習慣があることで、この立て直す力が格段に向上します。普段のリズムという「基準点」があるからこそ、乱れた時にどこに戻ればいいかが明確になるのです。外の世界で起こることや他人の行動を変えようとすると疲れてしまうものです。しかし、自分の生活リズムや習慣は確実に自分の手の中にあります。そこに力を注ぐことで、どんな状況でも「自分の軸」を持てるようになるのです。
自分でコントロールできること
- 規則的な起床・就寝時間
- バランスの取れた食事のタイミング
- 適度な運動習慣
- リラックスできる時間の確保
外的な環境を変えることは困難でも、自分の生活を整えることはできます。
今日から始められる小さな習慣から、健康的な生活を築いていきませんか?
参考↓↓
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