超高齢化社会に向けて、サルコペニア道場ご報告No1〜言語聴覚士のお仕事〜
医療と健康、そしてリハビリの情報〜言語聴覚士というお仕事〜本日もよろしくお願いします。先日、こちらリハビリテーション栄養研究会で知った熊本リハビリテーション病院の吉村芳弘先生の「サルコペニア道場」に参加してきました。何度も参加しているリハ栄養の勉強会、何度目でも学びと気づきがあるので、やっぱり参加してよかったと思いました。
日本の高齢化スピードの勢いは??
この言葉、当たり前ですが、改めて今後の医療や福祉を考えるきっかけになりませんか?そして、自分自身の今後についても・・
この世は今老いている人と、これから老いていく人で構成されています
それはそうですよね。赤ちゃんだって、老いていく人なのですから。そして、日本はこの「老いている」人がとても増えています、それも急速に!
現在高齢化率(65歳以上の人口割合)は、26.8%、私が65歳となる20年後には33.4%になると言われています。ちなみに、TVアニメでお馴染みの「さざえさん」の時代、1965年は6.3%です。定年は当時は55歳で、平均年齢は57歳。まさに生涯現役の時代でした。
出展:内閣府「高齢化の実状」
これでは、本当に「老いていく人」たちが、なるべく長く健康で自立できる生活を送れるように、日頃から心がけないと、本当に、医療や福祉は破綻するのではないかと思います。
加齢と老化の違い
加齢は「年を重ねることによって起こる変化」
老化は「外見的な構造、および機能の衰え」個人差が大きいのです。臨床では、実年齢より「見た目年齢」が意外とあてになるものです。若く見える人は、回復もリハビリ効果も高いのです。
そして、この老化を防ぐポイントの一つが、「筋肉」です。筋肉の量と質を保つためには、栄養と運動が欠かせないのです。
次回に続きます。
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