高次脳機能障害と失語症の障害者手帳について
障害者手帳って、聞いたことありますか?厚生労働省によると
障害者手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼称です。
制度の根拠となる法律等はそれぞれ異なりますが、いずれの手帳をお持ちの場合でも、障害者総合支援法の対象となり、様々な支援策が講じられています。
また、自治体や事業者が独自に提供するサービスを受けられることもあります。
とあります。サイトはこちら→障害者手帳
では、高次脳機能障害や失語症の人はどの手帳を申請したらいいのでしょうか?これが驚くことに、該当するものがない!
いえ、正確に言えば、むりくり当てはめているという感じで
高次脳機能障害は「精神障害者保健福祉手帳」、失語症は「身体障碍者手帳」となります。
え???そもそも精神病とは違うのに?(高次脳機能障害は、脳卒中や頭部外傷という器質的変化によるものです)
身体障害ではないのに?(失語症は身体の麻痺をともなうことが多いですが、まったく別のものです)
このため、障害が残っているのに、生活で支援やサービスが必要なのに、利用できてない人がたくさんいます。
次回に続きます
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