MIT(Melodic Intonation Therapy)日本語版の研修へ参加!
MITとは、歌と言葉を橋渡しするセラピーで、ブローカ失語症のように、言葉が出にくくなった失語症方に効果があると言われています。世界的に有名なこのセラピーですが、日本では第1人者である関啓子先生ご自身が、脳梗塞で倒れて、しばらく活動ができなかったため、臨床の数が少ないのです。しかし、先生の長年の想いが実り、今年度、オンラインセミナーを開催、言語聴覚士だけでなく、一般の方も「アンバサダー」としてこのセラピーを学ぶことが出来ます。
この準備のための打ち合わせと研修が、オフィス三鷹高次脳機能障害研究所で開催されました。コロナ禍のため、ほんとにコアメンバーのみ、それも1人はオンラインです。
冒頭、進行表を渡され、「手短に説明を」と言われた関啓子先生
「私は、脳梗塞をしてから手短に話をまとめるのが苦手になったんです。でも、がんばります。」
と、宣言!90枚超えるスライドをもとに、時間内に説明をされたところが、プロフェッショナルだわと、冒頭から感動した私。
MITは言葉や文章をメロディーにのせて発話をしていきます。細かい規定があって、練習に使う単語や文章を選ぶのが、結構大変。この技法をみつけた関啓子先生は、寝ても覚めても「4拍」でまとまる単語や文章を、頭の中で探していたとか。
セミナーは(株)gene が主催します。ぜひお楽しみに!私もちょこっと講師ででます、笑
この日、研修が終わってから配信した動画はこちら ↓↓ 楽しい様子が伝わるかな?
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