自分のこだわりがあれば、それが最強のブランディングであり広告かも
年末、隆祥館書店の店長である二村さんと、電話でしゃべっているときにこんなことをおっしゃってました。
「西村さん、もうきっぱり分かれて来ますわ。
信念や思いが合わない人は、もうどんどん離れます。
これからますます、分かれていくんじゃないかなぁと思ってます。だからね、ぶれちゃいけないんです。」
毎月1万円の選書、お申込みが多くてお断りだとか。適当に選べない二村さんらしいエピソード。でも、その姿勢が好きだから、なるべくアマゾンで本も買わず、わざわざ足を運ぶ。「いつ行きます」と連絡をいれると、おすすめの本を用意してくれている。それが嬉しすぎるのです。
今、私が通っている医療系サロンのオーナーも
「ホットペッパーにCMを打たない、これが私のこだわりなんですよ。ぱっと見てくるお客さんと良い関係が結ぶのは難しい。ここの理念に共感してくれるお客さんに来て欲しい。そーゆーお客さんとは長い関係が続くのよ。」
私はこのオーナーの経営方針が好きでここに行く。このこだわりが細部まで行き届いていて、心地よい、安心できる。
そして、今年になって通い始めた加圧サロンのオーナーも
「私は商品をおかないことにしてるんです。あったらついつい売ってしまうと思うんですね。この業界は、お客さんの単価を上げると言うのがセオリーですが、そうするとだんだん来にくくなると思うんです。私はいらないお金を使わせないことが、こだわりなんです。」
おすすめ商品があれば買うんだけどなぁと思いつつも、以前通っていたサロンが、経営が厳しくなるやいなや、やたらと商品の宣伝をしてきて、うんざりだったから無い方がいいなぁと感じた。技術はいいサロンだっただけに、遠くてもがんばって通っていたのにな。
ブランディングの手法はいろいろあるけれども、オーナーの信念が隅々まで通っている、言行一致、これが1番のブランディングではないかなと思っている今日この頃。
事業運営については、たくさんの情報があるから迷うけどね。迷うたびに、真の通ったオーナーとの会話をしたくて、そこに定期的に通って、気持ちをリセット。
「社会的な会社ってね、すぐには儲からないねん。でも継続していたら必ず儲かる仕組みになってる。
口コミで広がるから
広告や宣伝にお金をかけないだけでも、大きいで。」だとか。
そして、私は、やっぱりこういう人と交流するのが好きなんだ。そう、「分かれていく」のを実感します。
私がずーーと頭に描いているのがこちらの人
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