やればできるはず、簡単に言わないで〜言語聴覚士のお仕事
高次脳機能障害者の当事者が運営する「えーわの会」主催の講演会に参加してきました。こちらのブログの続き「高次脳機能障害者、実は共通点がいっぱい」
本日は、第2部の当事者トークセッションの報告です。
なかなかわかってもらえない!
たしかに普通に見える
一見会話もできます。体に問題はなさそう。
そんな彼らから、やろうとしてもできない苦しさ、それを理解してもらえない辛さが語られます。
- やる気がないと叱責されてうつ病になった
- 自分が悪いのではないかと落ち込んだ
- やってもやってもできないから、自分はバカになってしまったと凹んだ
以前、ある患者さんも家族から言われてました
「この子、やればできると思うんですけど、やろうとしないんです」
その横で、患者さんは「もういい!わかってくれないから、もういい」とつぶやくだけ
意思だけで乗り越えるのは難しい
やり方がわかっているからできる
自分のことがわかっているからできる
何が問題なのかわかっているから、対処方法を考えられる
意思や意欲とかではないんですよ。そこを周囲のひとにはわかってほしいと思います。
誰でもそうですよね
あまりに行く道が見えないとき、進む気力は生まれないでしょ?
まったく新規の仕事が舞い込んで来たとき、なかなかうまく事が進まないとき
脳に損傷がなくてもやる気なくなりません?どーしよ??ってフリーズしてしまいません?
ではどうするか?リハビリの現場で行っている事を次回お伝えします
お知らせ
脳の機能から考える「自己の気づき」セミナー開催します
2月16日土曜日 14時〜神戸市 元町駅より徒歩10分。詳細は参加されるかたにお伝えします)
参加費は2000円 (飲食なしです)
お申込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfD1HjFdVWYK2fT-4ht_qEZzltteeibraJ4ROwsNs6inYpREw/viewform
参加費は2000円 (飲食なしです)
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