責任ある人生ってなに?もっとも社会に貢献できることはこれ!〜私の行動を変えた本〜

責任ある人生ってなに?もっとも社会に貢献できることはこれ!〜私の行動を変えた本〜

この本は数年前に読みましたが、最近ふとしたきっかけで読み返してみました。私たちはたくさんの思い込みの中で生きていますが、その一つが責任や義務と言う言葉の縛りではないでしょうか。無責任だ、義務を果たしてない、そんなこと言われるのが怖くて、またはそんなことを言われる自分を許せなくて、気持ちが乗らないのに今ある人生のレールを漫然と進んでいる人が多いのではないでしょうか。再読したこの本から学んだことは「責任ある人生」についてです。

ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすことにある。
マイク・マクマナス
ヴォイス (1999-10-01)
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責任ある人生とは、自分らしく社会貢献できること

 責任とは何か?それについての考え方に大きな誤りがあることに気づきました。何々せねばならない、何々すべきだと言う社会常識に基づいて、仕事をしたり生活をすることを、社会的に責任ある大人の行動と思い込んでいませんか?そしてその枠の中に自分を押し込めることが、大人として成長することだと思っていませんか?でもこの本を読んで一番響いたのがここです
心からワクワクすることや、生来の好奇心に従って行動することは責任ある生き方である
なぜならそうした行動をとる人は、活力にあふれて生産的なので社会により貢献できるからである
 人生とは自分がワクワクする道を進むこと。好きなことをすることが自分勝手なんて、一体いつ誰が決めたのでしょうか。この本にはワクワクする心に沿って働くことは、楽しくて止まらないし、同時にいくらでも仕事ができるし、何歳になっても続けることができる
この本では、ワクワクする道を進むことが最も社会貢献になると書かれています。例えば、
 あなたが職場をマネジメントする立場であれば、あなたがキリキリと目を吊り上げて目標達成に向けて仕事をしていてたらどうでしょう?それよりも毎日毎日その仕事が楽しくて仕方がない!そんな上司であることの方が責任があるのです。なぜなら、部下は楽しくその職場で働くことができるから。この仕事はなんていい仕事なんだ、なんてワクワクする仕事なんだときっと部下も思い、モチベーションアップの研修なんて不要になることでしょう。
あなたが家族のために収入を得なければと心と体に無理をして仕事をし続け、その結果、ある日、気持ちが萎えて体を壊してしまったらどうでしょう?むしろ、ずっとずっと健康で楽しく暮らせる方が家族にとって責任がある行為です。

あなたが仕事をすべて全うしなくてはと、毎日毎日遅くまで残業し職場に縛られていたらどうでしょうか?さっさと定時で帰るけれども、その後にまた別の好きなことをして楽しく暮らしている人はいつも元気です。定時に帰るために、仕事の段取りも考え集中して仕事をこなすことでしょう。

副業なんて本職がおろそかになると、会社だけに人生を捧げていたらどうでしょう?定年後、何もすることがなくなってしまいませんか。人生100年と言われる中で、本職以外で何か楽しいことを副業として同時に進めていたら、いつまでたっても生涯現役で仕事をすることができます。たとえそれが収入の低いものであっても、多くの人とつながる、学びや経験が得られるなど、プライスレスなことがあるでしょう。

自分らしく、ワクワクする道を進むことが社会貢献ができる近道で、まさに責任ある生き方なのです!

子供を育てているひとへ

子供は好きなことをしている時間は、やめなさいと言ってもやめないですよね。それはその子が心からワクワクすることをしているからです。だけど、何々しなければいけない、こうあるべきと言う世間の常識に沿って、その子のワクワクの活動を制限させてしまうと、いつかきっと子供は自分が何をしたいのかが分からなくなってしまうのではないでしょうか。うちの子はやる気がないなどと悩む前に、そもそも大人がやる気を奪っていないかと考える視点が必要かもしれません。私たちがもっと自由に子供のわくわくを伸ばしてあげることの大切さに気づく必要があるかもしれません。
私は数年前にこの本を読んで、まずは子育てに活かすことから始めました。子供がどうしてもやりたいと言う事は反対せずに全てさせてみました。その結果、子供自身のモチベーションと言うものが、これほど子供を勝手に成長させるのかと驚いたものです。子育てがひと段落した今、親として最も責任あることは子供のやる気を育てることだけではないかと感じています。

数年ぶりに読み返して気がついたこと

私は数年前、この本と出会いました。こんなことがあるんだと驚いたものの、いまひとつピンとこなかったのです。それほど当時の私は、世間の常識、思い込みという思考の枠組みに捉えられて生きていたのかもしれません。ですが、この本との出会いをきっかけに、少しずつ少しずつ私も好きなことをするようにしてみました。親としての責任、社会人としての責任、この枠を疑い始めました。
仕事ではいつも好きなことに焦点をしぼって定時まで夢中で仕事をすることを心がけるようにしています。職場を出たあとは、ブログを書いたりご飯会をしたり自分が好きなことをしています。確かにいわゆる労働時間は長いかもしれませんが、心が向かないことでストレスをためたり、意味がないなと思いながらもダラダラとテレビやネットを見たり、本当に欲しいものでもないものを買ってみたり、そんなことに時間を費やす事はなくなりました。たいして付き合いたくもない飲み会などにも参加していません。
結果、そのことで失ったものは何もなく仕事もプライベートも充実してきました。そして、以前よりもずっと他人に対して優しくなれることを発見しました。
今の私は、この本に書かれていることが真実であることを実感しているからこそ、心に響いたのかもしれません。ぜひみなさんにも、心に響くまで何度か読んで欲しいと願っています。こんなことはありえない、夢物語だ、など感じるときは、世間の常識や思い込みが制限をかけているのかもしれません。一気に自分の考えや行動を変える必要はありませんが、少しずつ少しずつ好きなことをトライしてみてはいかがでしょうか。

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