億万長者になるみち!〜私の行動を変えた本〜
この本は2年前、娘がアメリカに行く時に、在米の人と交流が多い友人が勧めた本です
「これをよく読んでおくといいわ。アメリカ人は決して見た目でお金を持ってるかどうか判断できないの」
近くにいた友人たちは、このタイトルに惹かれてポチしてましたが、私は何となくそのままスルー。
先日、新事業を立ち上げる友人が「真剣にお金のことを考えましょう」とこの本を紹介していました。ふーーん、事業家マインドが学べるならいいかなと思い、読んでみました。
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トマス・J・スタンリー ウィリアム・D・ダンコ
早川書房
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当たり前だよーーーー!の羅列
1代で財を成した人の法則が書かれています
- 収入よりはるかに低い支出で生活する
- 資産形成のために時間、エネルギー、金を効率よく配分している
- お金の心配をしないで済むことの方が、世間体を取り繕うよりずっと大切だと考える
- 社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない
- 子供たちは経済的に自立している
- ビジネスチャンスを掴むのが上手
- ぴったりの職業選んでいる
あなたはいくつ当てはまりますか?意外と私、多いじゃん!とびっくり
1、3、4、7かな。あと2年すると5も!
でも
お金持ちではないですけど、笑
まぁいいや
なぜお金持ちにならないのか?
それは多分、お金を愛してないからだなと思いました。金は天下の回りものとばかりに、あまり入ってくるお金、稼ぐお金を意識してなかったからかも!そこが最大の気づきでした!
倹約は美徳なのか?美徳と意識さえもしないことがもっと大事なのでは?
この本では、お金持ちの人が質素なライフスタイルを送っていることを、これでもかこれでもかと書いてあります。だけど、そのライフスタイルが大事なのではなく、豪華なライフスタイルを求めないことの方が大事なのではないかと思います。だって、みんなそれぞれ自分の仕事を愛しているし、生活も楽しんでいる!だからこそアメリカの商業主義に乗ることもなく、他人の評価を気にすることもなく、自分が好きなものを選んでいるだけじゃない??その結果、たまたま質素なライフスタイルになっている。いわゆる禁欲、ケチではないんですよね
この人が120年前に提唱したことと一緒!
私は羽仁もと子さんが提唱した家計簿をずっとつけています(中断した時期もありますが、かれこれ25年!)
この本にも同じことがたくさん書かれています。まず予算を立てること、収入より低い支出で生活すること、計画的に貯蓄(資産形成)に回すこと
唯一違うのは、羽仁もと子さんは、「個人の生活は質素に、社会は豊かに」をモットーにしている点です。この本には、節税について書かれていますが、羽仁さんは、社会にお金を回しましょうと言う考え
やはり私はこちらのほうに軍配を上げたい!
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羽仁もと子
婦人之友社 (2018-09-20)
売り上げランキング: 4,353
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無駄をなくしたい人、ぜひ読みましょう!
この本の一番の収穫は、無駄な支出をしたくなくなること。
いかにコマーシャリズムに乗ってお金を使うことがばかばかしいことか、これでもかと書いてあります。一般のアメリカ人がマジでバカに思えてくる・・効果絶大!
さいごに私の担当の美容師さんのコメントをご紹介
若い時は自分に自信がないから、服や鞄などにお金を費やして、身に付けるもので自分をカバーする。だけどある程度年齢がいったら、自分に自信がでてくるでしょ。そうしたら自分自身に投資するようになるのよ。
お金を無駄に使いたくない人、ぜひ一読してみて下さい。けっして、楽してお金持ちになるための本ではありません。
あとね、新年だし、夢も必要ですよね!
私は最近は、「わくわく予算」と称して、心踊ることに予算を確保しています♪
大事な、大事なお金と時間、あなたは何に使いますか?
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