僕が障害を認めるまでNo2~高次脳機能障害者の声なき声~
昨日に引き続き、NPO法人エスペランサ代表の岡﨑さんの記事、続きます。
講演会用に準備された原稿をもとに書いています。
自己否定と混乱の日々
あんなことができない、これもできない・・そんなことばかり。
- なんでそんなことで怒るの?と言われる。
- 小さなミスが多い。
- 楽しかったことも全く忘れている
- やってほしい内容を具体的に順序立てて説明したらできる。ただ、漠然と言われるとどうしていいかがわからなくなりパニックになる。
- 耳で聞いたことを瞬時に頭の中で理解できない。理解できんから何回も同じこと聞いてしまい、相手が嫌な顔をしてることがある
- 気に入らないことがあると、わざと相手が嫌なことをする。あかんとわかってるけど
悪いことに、こうしたことに自覚症状がまったくない。俺は普通や、周りが悪いって思いこんでいた。でもうまくいかない。自覚症状がないから、その分よけいに辛い。そして大事な人を次々失っていった。
あのまま助からんかったらよかった。。。。何度思っただろう。この世でどう生きているのかわからない時がよくあった。
そんな時に、当事者会を紹介されて参加してみた。そこで語られているのは、自分に当てはまるものばかりで、俺って障害者なんやなって自覚すると共に、
ゾッとした。衝撃やったし、落ち込んだ。
いまでもどうしてなのか明確な理由はないけれど当事者会が嫌いです。行きません
わかってくれない人はいるけれど、これだけは言え!
今の僕は、障害だからできへんて言うのはやめる、何かに頑張ったらいいと思っている。
わかってくれない人もいます。障害って言ったらみんな離れていく。障害だから考慮してくれよって言うのは通用しません。これが現実です
障害による特性のためできない事はたくさんあるけど、僕は「一生懸命やってる」って事は伝えるようにしています
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