言葉は話せるのに相手に通じにくい、理解してもらえない「談話障害」って何?
みなさん、こんにちは。さて、4月25日「失語症の日」に向けて準備を進めています。失語症の日についてはこちら→「4月25日は失語症の日」
失語症は、脳を損傷することで「聞く、話す、読む、書く」が困難になる障害です。ほとんどの人は左の脳にことばの機能を司る部位があるので、その部分が傷つくと、相手の話を理解したり話すことが難しくなります。失語症は言語聴覚士が必ず学ぶ障害なのですが、それ以外にも相手に話が通じにくくなる人達がいます。それを談話障害と言います。
右脳損傷の当事者セラピスト・関啓子先生のセミナー
さて、この談話障害は、未だに、改善の手立てが確立しておらず、言語聴覚士も「なんだかコミュニケーションが変だな」くらいは思うのですが、どうしたらいいのか悩んでいるのが現状です。原因もわからない、何をしたらいいのかもわからない。
さらに言えば、こうしたコミュニケーション障害が脳損傷後におこることを知らない医師が非常に多いので、言語聴覚士に依頼も来ない。
談話の障害があるまま、生活に戻ると非常に困ります。言いたいことが伝わらない、そもそも話が長いので「何が言いたいの?」と相手に怪訝な顔をされたり途中でスルーされたり。性格が変になったまで思われる人も少なくないです。
今回、右脳の脳梗塞のあと、ご自身が談話障害になられた関啓子先生が
- 何が原因で
- どのような方法で改善していったのか
- コミュニケーションが成立するには何が大事なのか
まとめて講義してくださった動画があります。
ぜひ、言語聴覚士の先生だけでなく、こうした障害があるのだと知って頂くためにもご覧ください。
セミナー動画+当事者インタビュー冊子
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