働き辛いのはあなただけではない。小さな声をあげましょう
こちらのイベント「見えない障がい 高次脳機能障害とつきあう」でした。参加者のこの言葉、これ、他人事だと思っているひと、ぜひ、お読みください!
あなたにも当てはまるでしょ??
脳梗塞のあと、仕事に戻った時、自分がまわりにどうしてほしいと伝えられなかった。どうしたらいいのか、自分でよくわからなかった。
元通りに働けるように、頑張るしかなくて・・
そんな中で、感情がぱんぱんになってしまっていた。
それでも、頑張れば、元に戻れるのではないか?と、精一杯がんばっていた。
でも、コロナでリモートに切り替わったときに、これまで「こうしかない」と思いこんでいたけど、少し、会社から距離を置いてみることができた。
これまで「こうしなくては」と、自動モードで思い込んでいた人、環境が変わったことをきっかけに「あれ?」と思ったひと、多いですよね。
満員電車って実は変じゃない?みんながいるからって、なんで残業?飲み会って行かなくてもいいんじゃない?みたいな。
当然とおもって、歯を食いしばって、無理して、いろんなこと我慢してきたけど、ほんとは、それ必ずしも必要じゃないのでは?という疑問が沸いた人は多いはず。
障がい者に優しい環境なら、みんな働きやすい!
実は、私が、もっと楽に働ける環境を作ったら、私だけでなく他の人も楽に働けるようになるのではないか?と思い始めたのです。もっと、たくさん、例えば、病気の後の人とか、ペースメーカーみたいな身体が無理できない人とか、自分は元気でも、介護や育児している人とか、全力で働けない人はもっといる。
私は元のようにばりばり働けないけれども、そうした、働きにくい人の気持ちに敏感になっていて、気持ちがよくわかる。その人達が働きやすい環境になるように、職場に働きかけたいと思っている。
さて、これに対する鈴木大介さんの答えは
環境をパーフェクトに整えてみたら、無理だと思っていたことが、できることが増えるはずです。
環境を整えたら、もっと仕事ができる可能性がある。
高次脳機能障害は、情報処理の問題なので、不快な環境に対して、邪魔になる情報を遮断しにくいから、敏感になっている。だから、何が邪魔しているのか、それに気づくことが多い。となると、僕たちが「これは不快だ」と思う環境を除くようにしていけば、当然、他の人のパフォーマンスも上がるはずですね。
健常と言われる人だって、余分な、不快な情報を常に無意識下でシャットアウトして、目の前の仕事に向かっているわけで。その無意識下の余分な情報を遮断してしまえば
より仕事に集中できますよね。
でもね、いきなり「変えてくれ!」は相手に届かないので、じわじわっと浸透させていきたいですね。
まずは、あなたの周りでも、障害や病気ではなくても、「違和感」を感じている人はたくさんたくさんいるってことを知ってください。
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