最高のギフトは、自分を信じる力〜私の行動を変えた本〜
私は読書が大好きです。これまで多くのことを教えてくれたのも本です。ここでは私の行動を変えた本について書いていきたいと思います。
健気なアイリーンの勇気とやり遂げる力
この絵本、おそらく私の中でベスト3に入ります。何度読んでも、涙がじわっと出てきます。
病気のお母さんの代わりに、嵐の夜、お屋敷に住む奥様のところへドレスを届けに出かけたアイリーン。何度も何度も困難にぶつかりながら、それでも一人で切り抜けて、任務を果たした小さな、小さなアイリーン。暖かく迎えた奥様を初めとするお屋敷の方、そして、アイリーンを信じていたお母さん。
何より、お母さんと奥様のために、一生懸命、降りかかる困難を自分の意思と知恵で乗り越えたアイリーンが私は大好きです。
連続して現れる問題、あなたは見ない人?見ちゃう人?
何かが降りかかってきた時、それも「どこまで続く?」というくらい、たくさん、たくさん、次々と問題が生じる状況になったとき
- 問題自体が見えない人、見ようとしない人
- 見えるけど、諦める人や人に頼る人、自暴自棄になってしまう人
- 自分でなんとかしようとする人
「お母さん、こんな嵐の中、ドレスを届けるなんて、私には無理よ」とさっさと言える人
または
「小さなアイリーン、君が届けなくても、私が届けてあげるよ」と言ってもらえる人
こういう人は、いつも楽しそうだし、気楽に見えて、羨ましいと時があります。それでも、それでも、やっぱり、そう思えない自分がいるのです。
「私が届けるわ!」そう言って行動しちゃう自分がいるのです。
何が幸せかわかりません。それぞれの選択です。
でも、一つだけ言えることがあります。
それは、自分で困難を切り抜けた人だけが味わえる「自分自身を信じきる力」です。降りかかる問題や困難を、「なんとかできるはず」と、根拠なく思える自信です。これは他人から決して与えられることがないギフトです。
「迷ったら困難な道を選びなさい」亡くなった作家の森瑤子さんは、子供にいつもそう語っていたそうです。おそらく、自分の人生を切り開く力と、それを支える自信を育ませることになったと思います。
アイリーンは素晴らしい子供です。それを一番知っていたのはお母さん。アイリーンの力を信じて送り出したお母さんの勇気も大好きです。
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