軽度の方から聞く困りごとは「普通に見えてしまう」が最も多いようです。コミュニケーションは相手があって成り立つものなのですが、その相手に「会話に不自由している」ことが伝わらないので、配慮されにくいのです。 問題がないと思われてしまい、「失語症があります」と伝えても、相手が忘れてしまったり、「もう治ったよね?」と決めつけら...Read More
毎週金曜日に、週刊セミナーを担当しています。今、参加者の皆さんから感想をもらいながら、内容を検討しているところ 今週の金曜日7月10日19時〜は「音読会」をします。 音読のすすめ 音読は、以前、脳トレで有名になった川島龍太先生の研究にもあったように、黙読とは比較にならないくらい非常に広い脳の範囲で血流アップしするので脳...Read More
まず、半側空間無視について、こちらの本を書いた下川眞一さんは 右の被殻脳出血、それも広い範囲だったので 非常に重度の半側空間無視が残存しています。 左側があまり見えていないので、注意して車椅子を使うようにと、何度も言われた。実際の車イスをこいでいると、頻繁に左の壁によく当たった。注意しているつもりが、なかなか治らなかっ...Read More
今日から高次脳機能障害の一つの動作にでる症状についてお伝えします。以前こちらのブログを書きましたが、当事者や家族様むけに週刊セミナーを開催しています。このセミナーを開催してる目的は 脳損傷をしたご自身が自分の症状を知ってもらう 当事者中から当事者さんへまたお伝えすることができたら 周囲の人に実はこういう障害があるんだと...Read More
失語症は、脳血管疾患などにより、脳内にある言語中枢が傷つくことで「聞く」「読む」「書く」「話す」が困難になる症状です。 詳しくはこちらをご覧ください 失語症の社会的背景 失語症は、学術的には高次脳機能障害の一つです。最初に発表された症例は、1860年にブローカ医師が出会った「タン」としか発話が見られなかった男性です。高...Read More