脳卒中や脳外傷などで、脳が損傷した場合、麻痺などの「身体」と、周囲の情報を処理して判断する「認知」が障害されるだけでなく、人生の半ばで障害を負ったことによる「心」の問題が生じるとされています。認知については「失語・失行・失認」といった脳の損傷部位と相関する障害と、「注意・記憶・遂行機能」といっった相関があまりないものが...Read More
この本は2年前、娘がアメリカに行く時に、在米の人と交流が多い友人が勧めた本です 「これをよく読んでおくといいわ。アメリカ人は決して見た目でお金を持ってるかどうか判断できないの」 近くにいた友人たちは、このタイトルに惹かれてポチしてましたが、私は何となくそのままスルー。 先日、新事業を立ち上げる友人が「真剣にお金のことを...Read More
見えない障害と言われる高次脳機能障害について。私は最近あちこちで話をする。そうすると必ず、もしかして私もそうですかと言う方が現れます。犬も歩けば棒に当たるということわざが脳裏をよぎる 本日も「えーーー!」となった経験を書きます。 実は、私も高次脳機能障害です 私の仕事は言語聴覚士です。非常にマイナーな職種で、ほとんどの...Read More
私は何でも決断が早いのですがそれがいい時もあれば悪い時もあります 直感を信じるのは良いのですが、自分の枠から出ていないことをよくよく自覚しなくてはいけないなと思います。 この本は、骨太でしっかりした本を読みたいという私の気持ちに合わせてセレクトしてもらった本です。紹介してくれたのは、こちらの骨太の書店さん→隆祥館書店 ...Read More
実際に忙しいのかどうかわからないけど、気ぜわしいのが年末! 昔、「なんで年末ってこんなに忙しいのだろう」とつぶやいた私に、隣にいた人が速攻答えてくれました。「全部12月に片付けようとするからだろう」 ・・・みょーーーに納得した覚えがあります。 たまりにたまったいろんなものを一気に片付けようとするし、年末年始の行事ことも...Read More
「先生、知識をいくら知っていても、当事者じゃないから気持ちはわからないでしょ?」って 患者さんから言われたら、その通りですとしか答えようがない。 でも、「当事者や家族は学術的な事は知らない」 この両者を網羅するのが、当事者セラピストつまりセラピストであり当事者です。その当事者セラピストである関恵子先生の講演に参加してき...Read More
これまで「見えない障害」とされる高次脳機能障害者の、辛い思いや苦しみについて発信してきましたが、本日は少し視点を変えて。この障害は、脳卒中や頭部外傷など脳が損傷することによって、人生の半ばになるいわば中途障害です。なので、それまでの人生はいろいろで、もちろんその人がもつ強みも様々。私は常日頃から、この強みを活かせないな...Read More