両立のコツは働き過ぎないこと、こんな時は要注意!〜ワーキングマザーの知恵〜

両立のコツは働き過ぎないこと、こんな時は要注意!〜ワーキングマザーの知恵〜

「病は気から」なんて言葉があるように、仕事も家事も育児もしているワーキングマザーは「私が寝込むわけにはいかない!」といつも心の底で思いつつ頑張っていませんか?昔、年末年始に帰省する時、高校の同級生と会う予定にしていました。全員、地元を離れ、孤軍奮闘していたワーキングマザーです。この時、私は先に実家に子供を帰省させ、仕事納めのあとも残業して、帰省する人でギュウギュウの新幹線に飛び乗りました。乗った瞬間、震えが出てきて発熱!そのまま実家で寝正月となってしまいました。そして、この時、メールで連絡したお友達、全員が帰省するやいなや、寝込んでいたのです!無理を重ねていたのですね。

社会に復帰し始めた私に大先輩が忠告した言葉

専業主婦生活5年を経て、私は言語聴覚士の資格を得るべく専門学校に入りました。当時、子供は4歳と2歳でした。入学してすぐに、大阪大学の口腔外科にお勤めであった当時60歳前の大ベテランの先生が、教室の外で私に言った言葉は

「帰宅した時に、子供が話しかけてくる声が、うるさいな〜と思い始めたら、仕事を減らしなさい」

ほとんどのお母さんは、「今日は何があったのかな?元気に楽しく過ごしているのかな?」なんて思いながら働いていますよね。そして帰宅したら「話を聞きたいな」って思っていますよね。それなのに「まま、今日ね〜」と話しかけられた時に、「うるさいな〜ちょっと黙っていてほしいな」なんて感じたら、それはお母さんが疲れている、または今からやらなくていけない仕事や家事を抱えている、そんな時ではありませんか?

仕事と育児を両立するために最も大事なこと

仕事も家事も、少し投げ出しても大したことはありません。長いキャリアの中で、挽回すればいいだけのこと。でも、「ママはいつも私の話を聞いてくれない」「私を大事にしてくれていない」と、幼い子供が感じてしまったらどうでしょう?ますます子供はお母さんの気を引こうとするだろうし、思春期になって悩み事を相談したりするでしょうか?

「ママは私を何よりも大事にしてくれている」と、安心感がある子供は、「ママは今とっても仕事が忙しいの。ごめんね」というときは「待つ」ことができます。深刻な悩みを打ち明けてくれます。その関係を築くことが、もっともキャリア形成していく上で、大事なことだと思います。

各界で活躍されている方の著書や講演などでも、「まずは子供との関係を築く」ことの大切さを聞きます。その一つの指標として、私が大先輩の先生からお聞きした言葉をお伝えしたいと思って書きました。少しでも子育ての参考になることを願っています。

 

 

 

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