「金の頭脳」「金の仕事」
私がずっと愛読している本があります。この本には「金の頭脳」「金の仕事」という事が書いてあり、ぜひ紹介したいと思います。
金の頭脳で金の仕事をしたい、私は毎日そう願っています。
1日のうちで、本当に金のような良い頭脳で、金のような労作を生み出す時間は少ないものです。
雑物の刺激のために疲れてくると、私たちの頭脳は銀になり、鉛になります。
金のような良い頭脳で、澄んで流れる水のような気持ちで、今日も明日も生き楽しみ、与えられた仕事をしたいものです。
私達の朝持っている金の頭脳が疲れてきたら、金の仕事はやめましょう。銀の頭脳になっていて、愚痴な気持ちで金の仕事をしようとしていることがよくあります。
頭脳が銀になったら気を変えて銀の仕事に移りましょう。
銀の頭で銀の仕事をしていると、その出来栄えが金になるのは不思議な事実です。
錫になったら気を変えて、無心でできる仕事をしましょう、それが私達の楽天地であり、その仕事がまた金になるのが不思議です。
錫の頭がなまりになったら、気を変えてすぐに寝ることにしましょう。
何も知らずに眠ってるうちに鉛の頭が金になります。
改めてこの文章を読むと一つ大きな気づきがあります。
切りのいいところまで仕事をしよう、ここまで頑張ろうという目標を定めてしまうと、意外と金の頭が疲れているのに、「やらなくちゃ」と、その仕事を続けてしまうことはありませんか。そうしたときに、一旦休んで、違う仕事をするという諦め、いい意味での諦めが必要だと感じます。
もう一つ、錫になったら気を変えて無心でできる仕事をしましょうとありますね。
現代人はひたすら頭脳労働ばかりをしているので、身体を動かしません。そうなると、クリエイティブに頭が働かないですね。
気が付けば机の周りが乱雑になっている、洗い物がたまっている、洗濯物が干しっぱなしとか、そんなことありませんか、ついついそうした家事や雑事を面倒くさい、どうでもいいものだと思いがちですが、手を使ったり、足を動かしたりすることは、脳が疲れたときの、単純な作業、ぜひ見直してみていただけたいと思います。
お子さんもそうですよ
長時間、机の前で勉強していたら、親は安心かもしれませんが、「錫の頭」で机に向かっていては勉強が嫌いになります。
これは、脳が疲れやすくなった脳損傷をした人向けの指導でもよく言われることと同じ
手を動かす、散歩、そして深呼吸
参考にしてみてください。
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