アレルギーにも動脈硬化にも!定番保存食、赤紫蘇ジュース〜おうちカフェ〜
食を通して生きる力を育みたい〜おうちカフェ〜本日もよろしくお願いします。
野菜の旬がなくなったと言われる昨今ですが、この「赤紫蘇」は今の時期しか店頭に並びません。季節を感じますね。毎年、かなり大量につくる「赤紫蘇ジュース」ですが、今年も子供や友人からのリクエストにお応えすべく、せっせと夜なべする勢い(⁉️)で作りました。
赤紫蘇の効用
赤紫蘇は、食用以外にも漢方薬で使用されています。カロチン、ビタミンB1・B2・C・E、鉄分、カルシウムなどビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
さらに注目の成分としては、α-リノレン酸。n-3系脂肪酸(オメガ3)と呼ばれるものに分類される必須脂肪酸で、青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)と同じ分類に入ります。アレルギー予防、血液の凝固を防いでサラサラにする効果があると言われています。
また抗酸化作用のポリフェノールが多く含まれ、こちらもLDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑制する効能があり、動脈硬化を予防になります。
材料
- 赤紫蘇 200g
- グラニュー糖 400g
- 酢 300CC
- 水6カップ
作り方
- 赤紫蘇の葉は、葉を摘み取って、大きいボールまたは鍋にたっぷりの水を入れて洗う
- 水6カップに赤紫蘇の葉を入れて強火で煮る。煮立ったら中火でさらに20分。重ねたガーゼで漉す(この時、私はザルにガーゼを敷いて、ザルをボールにいれて、その中にじゃ〜っと鍋に入った水と紫蘇をいれます)
- もう一度鍋に戻して、グラニュー糖を入れて中火で20分。途中で灰汁がでたらすくい取ります。
- 最後に酢をいれます。ここで化学反応が起こって、ぱっ!と綺麗なルビー色になります。この達成感が病み付きになります。
おうちカフェでは
赤紫蘇ジュースは、たくさんのレシピが出回っていますが、私はこのレシピで作っています。クエン酸を使わないのは、酢の方が保存性が高いからです。グラニュー糖は糖度が高いので保存には向きますが、いかんせん、糖分なのでこれはオリジナルのレシピの2/3に減らして、酢を1・5倍にしています。これで冷暗所であれば1年間もちます。
4倍に水や、無糖の炭酸水と水を同量いれたりして、薄めてジュースとして飲みます。または2倍に薄めてゼリーにしても美味しいです。
赤紫蘇ゼリー
- ゼラチン小さじ4杯を60ccでふやかす
- 赤しそジュース2倍で薄めて(400cc)80度まで加熱する(おまかで大丈夫。沸騰しそうな頃で)
- ゼラチンが残らないように混ぜ合わせて溶かす。冷蔵庫で2時間冷やす
お手持ちのゼラチンやアガーの説明書を読んで作ってみてください。
ワーキングマザーの知恵
さて、このジュース何にいれて保存しましょう?酸性の酢があるので、プラスチックやペットボトルではなくて、やはりガラスがいいですね。保存瓶が足りない場合、私は、酢が入っている瓶をそのまま活用しています。冬場から集めておきます。捨てればゴミ、活用すれば無料のガラスの保存瓶♪
ところで、酢は酸性なの?アルカリ食品ではなかったの?と疑問になった私は調べてみました。酢はお口に入るまでは酸性です。体内に入ると酢酸などの酸性が分解されてアルカリ食品になるそうです。参考サイト
COMMENTS & TRACKBACKS
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私もこのジュース大好きです!
去年、なかなかビックサイズの虫さんが出てきたので今年は作るのを(紫蘇を買うのを)躊躇していたのですが(–;)やっぱ作ろうって思いました。飲みたい!
コメントありがとうございます♪
なるべく農薬の少ないものを選ぶと、虫さんが出てくる可能性はたかいですよね
でも、きっとそんな紫蘇は美味しいに違いないです♪ぜひ、今年も。あっという間に店頭から姿消しちゃいますから。