失語症の方、脳損傷をした方対象のオンラインカラオケ大会!もう一人の司会、宮本さん
失語症の方、脳損傷をした方を対象としたカラオケ大会のお知らせについて。昨日は審査員である清水まりさんについて書きました。今日は、私と一緒に、カラオケ大会の司会を務める宮本璃佳さんです。彼女も、清水さんと同じく、失語症を経験しています。ご病気になられてから久しぶりの司会業ということですが、本番に向けて念入りに準備を進めていらっしゃいます。
宮本さんは、20代から、司会、リポーター、MCなどを経験。
結婚した後、2006年からチアダンスのチームを結成し講師活動だけでなく、発表会では司会を担当していました。ところが、2017年にご病気をされ失語症となりました。当時は、言葉がほとんど出なかったそうです。それでもチアダンスの活動を続け、その活動を続けることで長期回復したのだと、言語聴覚士としては推測しております。このあたり、「脳に何かがあったとき」でも取材したい!宮本さんが活動するAngelicsのチラシはこちら↓↓なんと活動拠点が奈良県生駒市!私が数年前まで住んでいたところ!コロナ禍でイベント開催が厳しかったようですが、少しずつ再開されているようです。
リハビリテーションは、その人のアイデンティティの延長に
昨今では、リハビリテーション=機能訓練と勘違いされている人が多いようです。いやいや・・・「リ・ハビリテーション」ですから。昨日は、失語症の回復と歌について書きましたが、そうしたメソッドよりも大事なのが、リハビリテーションとはその人の全人間的復権であるという上田敏先生が提唱した理念だと、言語聴覚士としては考えています。このあたりは、こちらの記事を参照してください→リハビリテーションとは
なので、歌手である清水まりさんが審査員をする。イベント運営の経験者である宮本さんが司会をする。これがとても意義あるものなのです。当然ですが、コンテストやイベント企画・運営については、お二人のほうが知識も経験も豊富ですから、お任せしたいと思います。
でも、そうはいっても、失語症で不便になったこともあるので、そこは周囲がサポート。今回、私が担当する箇所は、長めの文章を読む必要がある箇所になります。
応募の締め切りは26日(日)!お気軽にLINE登録を
もともとは、失語症の改善にカラオケが良いのではないかと言う話で、当事者である倉谷さんが企画しました。ただ、失語症でなくても、麻痺があったり、右脳の損傷でリズムが取りにくくなったなど、以前のように歌が歌えなくなっている人もいますね。そんな方も対象にしています!
楽しく歌って、交流していきましょう!ぜひ、お気軽に参加してください。コンテスト後は、ZOOMで交流会があります。交流会だけ参加も歓迎です!
応募方法
応募期間は、5月29日(日)~6月26日(日) ← もうすぐ締め切りです!!
以下の方法で応募してください。LINE アプリを使います
- LINE のURL(http://lin.ee/bryi4DR)をタップします。
- 『聴かせて、あなたの声』のLINE アカウントページを呼び出します。
- 追加ボタン(お友達登録)を押します。
- トークボタンから中に入り、お名前またはニックネームをご送信ください。
- スマホ等でカラオケ動画(2分程度)を撮影し、上記LINEアカウントにご投稿ください。声だけ可、アカペラ可です。詳細はLINEアカウント内でご案内いたしますし、質問にもお答えします。
彼女に登壇して頂きましたFacebook配信の動画はこちら。なんと、私が実家に帰省中で、電波が悪くて、かくん、かくんしています・・せっかく4名そろったのにごめんなさい!!
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