失語症の方、脳損傷をした方対象のオンラインカラオケ大会!発起人の倉谷さん
失語症の方、脳損傷をした方を対象としたカラオケ大会のお知らせについて。審査員である清水まりさん、そして私と一緒にカラオケ大会の司会を務める宮本璃佳さんについて書きました。応募締め切りの本日は、発起人である倉谷嘉広さんについて書きます。みなさん、失語症の方です。倉谷さんは、2022年4月25日「失語症の日」にもご登壇いただきました。たくさんの人に宣伝して頂き、感謝です。
夢は叶う!の裏側
よく「口に出せば夢は叶う」とか言いますよね。いや・・口に出したくらいでは、叶いません。そんなに世の中甘くない。叶うのは、「有言実行」の人だけです。そして倉谷さんは、着々と計画を立て、人を巻き込み、実現させました。まずは1年前の投稿から
今こんなこと考えてます。障害状態を客観視した中期目標(2021年度〜)①障害者視点のデジタル活用で未来社会へ生かす(自らの行動が交流と学びそして楽しみに変える)例えば、「失語症カラオケのユーチューブ世界大会!!」障害者にもっとデジタルの楽しみ方の知ってもらうコミニケーション、エンタメ、イベント、輸送、交通①自分体験を学び深めアウトプットできる価値創造(カラオケ、医療、教育、健康)②医療機関、大学、専門先生(言語聴覚士、理学療法士、作業療法士)介護メーカー、高齢者介護施設、各自治体、関係省庁、メディア(TV、ラジオ、インターネットメディア、新聞))ネットワーク強化!③楽しいデジタルの内容④③の使い方講習⑤その他 著作権確認中 デモ版ですから限定で公開しましたいろいろ教えて下さい。知恵かしてください!
倉谷さんのリハビリプログラム
さて、私が興味を持ったのは、倉谷さんが考えた失語症のリハビリプログラムです。歌を使います。
【私のリハビリ手順】 今回の企画は、私が2020 年3月9日に失語症を患い、カラオケをリハビリの一つとして行い、その活動をYoutube15回・ フェースブック25回 でアップで始まったものです。 その中で私が考えたリハビリ手順です。
(1)目的:相手や集団にはっきりした言葉で伝える。
(2)週間発話トレーニング手順(歌・音読)
① 歌決定(日曜日)
② 原曲聴く
③ノートを歌詞をひらがなで 書き
④ ノート見て音読
⑤ 歌訓練
⑥ 歌スマホ録音
⑦ 歌再生し言葉・フレーズを赤ペンチェック
⑧ 歌詞音読録音(上記4~6回繰り返し)
⑨ 歌と歌詞音読の苦手言葉・フレーズの端正を行う。 (言語聴覚士のチェック)
歌を歌うことが、ご自身に前を向く力を与えてくれたということは言うまでもありません。
倉谷さんのリハビリのご様子はこちら→【YouTube】 https://youtube.com/channel/UCXRbMR0_sCfy6AtkSmRy4sA
ここ、MITトレーナーとしてちょっと監修して、より多くの人に汎用できるものにしていきたいと思っています。例えば、歌の前にハミングをいれる、音読より先に歌をいれる等々、歌から言葉の架け橋になる、こんなプログラムが確立できたらよいなと。
多くの失語症の人と話をしていると、リハビリは「苦痛だった」と言われますから(ま、そこは私を含め、言語聴覚士の技術不足かもしれませんが)、楽しく効果的なリハビリができると良いですね。
応募の締め切りは、本日6月26日(日)!お気軽にLINE登録を
もともとは、失語症の改善にカラオケが良いのではないかと言う話で、当事者である倉谷さんが企画しました。ただ、失語症でなくても、麻痺があったり、右脳の損傷でリズムが取りにくくなったなど、以前のように歌が歌えなくなっている人もいますね。そんな方も対象にしています!
楽しく歌って、交流していきましょう!ぜひ、お気軽に参加してください。コンテスト後は、ZOOMで交流会があります。交流会だけ参加も歓迎です!
応募方法
応募期間は、5月29日(日)~6月26日(日) ← もうすぐ締め切りです!!
以下の方法で応募してください。LINE アプリを使います
- LINE のURL(http://lin.ee/bryi4DR)をタップします。
- 『聴かせて、あなたの声』のLINE アカウントページを呼び出します。
- 追加ボタン(お友達登録)を押します。
- トークボタンから中に入り、お名前またはニックネームをご送信ください。
- スマホ等でカラオケ動画(2分程度)を撮影し、上記LINEアカウントにご投稿ください。声だけ可、アカペラ可です。詳細はLINEアカウント内でご案内いたしますし、質問にもお答えします。
倉谷さんもFacebook配信に登壇頂きました!
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