失語症のかた、家族のかたの声を募集します!~4月25日 失語症の日~
こんにちは。言語聴覚士に西村紀子です。もうすぐ4月25日、失語症の日です。この日に向けて、失語症の方や家族の方の声を募集しています。ぜひ、ご協力ください。代筆でも構いません。
失語症の日への想い
失語症は、脳卒中や頭をけがして、左脳にある(極まれに右脳にあります)言語野ということばを司る脳の部位が損傷した結果、聞く、話す、読む、書くが難しくなる障害です。ことばが難しくなる、つまりコミュニケーションに問題が生じると、想像する以上にたくさんのこまりごとが生活の中に生じます。お仕事に戻るのも難しいですし、地域で生活するのもハードルが高くなり、引きこもってしまう人も少なくありません。
NPO法人Reジョブ大阪は、これまで長年失語症の人達と関わってきたメンバーで失語症委員会を結成し、「失語症の社会的認知が高まらないから、社会参加が進まない」と考え、もっとたくさんの人を失語症を知って欲しいと願って活動しています。
失語症制定委員会の活動について
コロナ禍の前、2019年の秋に、失語症制定委員会を発足しました。いつかは制定まで!と願ってこの名前をつけていますが、まだ制定には至っていません。これまでの活動は
2020年 「4月25日を失語症の日」認定に向けての活動を開始し、ロゴマークを作成しました。この年は、八代亜紀さんからビデオメッセージが届きました。2021年、2022年、相変わらずコロナ禍のため、会場開催は諦め、さまざまな当事者が登壇したオンラインイベントを開催しました。
今年は、オンラインイベントだけでなく、失語症を特集した冊子の配布、交流会も企画しています。
クラウドファンディングについて
さて、こうした活動の資金は、毎年クラウドファンディングで集めます。クラウドファンディングは資金集めだけでなく、失語症を全く知らない人にも情報が届く可能性が高いのです。ここが通常の寄付との最も大きな違いです。
クラウドファンディングの記事には
- 失語症の方、家族の方からの声
- 当事者会、家族会について
- 意思疎通支援事業、就労支援、社会課題について
- 当時者インタビュー冊子について
を掲載していきます。
より多くの人が記事を読んでくれると、失語症の認知が上がります!当事者や家族にも生の情報を届けられます!
資金も集まれば、より多くの病院、施設に冊子を届けることができます!
ぜひご協力をお願いします。
声をお聞かせください
失語症の方、ご家族の方、ぜひご協力ください。周囲にいる方、こちらの記事をシェアしてください。
- 失語症についての経験(困ること、周囲に伝えたいこと、こんな工夫がある、嬉しかったことなんでもオッケーです)
- 同じ失語症の方へのメッセージ
- 失語症の日に向けてのコメント
- その他、自由に
またはNPO法人Reジョブ大阪の公式ラインまで
短い文章でも、全ての項目がなくても大歓迎です!
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