脳に何かがあったとき - 言語聴覚士のお仕事

Tagged
失語症は長期で回復する。決してあきらめないで

失語症は長期で回復する。決してあきらめないで

みなさん、こんにちは。言語聴覚士の多田紀子です。 私はオンラインで言語リハビリ「ことばの天使」を運営しながら、NPO法人Reジョブ大阪という団体で、2021年から、主に脳卒中や頭部外傷で障害のある当事者の方からお話を伺い、退院後の生活における課題と工夫を冊子にまとめてきました。  この事業は、様々なことが大変なのですが...Read More
当事者ご家族の声をお寄せください!

当事者ご家族の声をお寄せください!

 NPO法人Reジョブ大阪では、2021年から、主に脳卒中や頭部外傷で障害のある当事者の方からお話を伺い、退院後の生活における課題と工夫を冊子にまとめてきました。 しかし、家族の方々から 「家族のケアについて情報が足りない」 「どのように向き合えばよいか分からない」 といった声が寄せられ、家族の方への情報提供の必要性を...Read More
病気やケガをしたあとの体験を形にしませんか?「脳に何かがあったとき」体験者募集

病気やケガをしたあとの体験を形にしませんか?「脳に何かがあったとき」体験者募集

NPO法人Reジョブ大阪では、脳卒中や頭部外傷により、失語症・高次脳機能障害が残った人の、退院後の生活について、インタビューを行い、冊子にまとめて毎月発行しています。 随時、ご自身の体験を語って下さる方を募集しています。 冊子の主旨に共感・理解して頂ける方は、ぜひご連絡ください   コンセプトと内容 &nbs...Read More
【思い込みと混乱】病院で起こる記憶の入れ違い

【思い込みと混乱】病院で起こる記憶の入れ違い

記憶障害についての話の続きです。 記憶障害の特徴のひとつとして、あいまいに思い出した記憶を勝手に繋げちゃうということがあります。 奥さんが来た+ベットサイドにお見舞いの菓子がおいてある→奥さんがお菓子を持ってきた、と思い込む。「こんなに食べられへんわ」と思って、看護師さんに「妻がお菓子を持っていたから、どうぞ!」と満面...Read More
【当事者の声】現実の記憶障害とドラマのイメージのギャップ

【当事者の声】現実の記憶障害とドラマのイメージのギャップ

今回は「記憶障害」をテーマに書いていきたいと思います。 皆さん、記憶障害と言うとどんなイメージがありますか? よくドラマや映画でみられるような、目が覚めたら、自分の名前も、住んでいた場所も、家族の顔も名前も全く忘れている!「私は誰?ここはどこ?」の状態。 または、一日たつと、すべて記憶がなくなって、朝、目覚めるたびに「...Read More
【就労支援】障害者と高齢者、共に生きる新しい社会の構築

【就労支援】障害者と高齢者、共に生きる新しい社会の構築

今回は、前回の内容の続きになります。 増田さんが上田先生宛に書いた手紙の内容になります。 -------手紙の内容------- 理念は、親亡き後、介護者なきあと、その地域で働いて、その地域で高次脳機能障害とともに、みんなで暮らす。 その場所、働く場を作ろうということが、大きな目標になりました。 誰も1人にさせない、み...Read More
【障害を乗り越え、社会に希望を与える】親亡きあとも、親ある今も、仲間が欲しい

【障害を乗り越え、社会に希望を与える】親亡きあとも、親ある今も、仲間が欲しい

今回は、ご家族が障がい当事者の立場になった方のことについて書いていきます。 私が尊敬する増村幸子さんを紹介します。 息子さんが、事故により高次脳機能障害となりました。当時は、まだこの障害は知られていなくて書店で求めた本を、読み漁る日々。 そこで上田敏先生の著書に「これだ!」と思い、直筆のお手紙を出したそうです。まさに母...Read More