障害がある人の就労の一つの解であるリモートワーク~言語聴覚士のお仕事~
みなさん、こんにちは!NPO法人Reジョブ大阪&オンライン言語リハビリ「ことばの天使」代表の多田紀子です!
私は病院に勤務したときから、ずーーーと、就労にこだわっていました。一般雇用、障害者雇用、A型、B型就労継続支援事業所を含め、どんな形でもその人らしく働けるように支援したいと考えていました(このあたり、よく質問されるので、またまとめたいと思います)
コロナ前は、思いつきもしなかった雇用形態があります。それが障害者のリモートワーク!
リモートワークというと、高いスキルがある人だけだと思っていませんか?ある程度のスキルは必要ですが、私たちが思うほど、スキルが高い障害者だけがリモートワークが可能とは限りません。今回、脳卒中のあと麻痺と言語障害が残った方のお話を共有します
言語障害がある人の就労は、正直容易ではないが、無理ではない
ご紹介するのは、1月30日にパネラーとして登壇する中島さんのお話です。彼は
- 資格取得することでハンディを乗り越えることができる
- 麻痺があり業務に時間がかかるが、通勤時間がないリモートワークであれば、業務に時間をあてることができる
- 時間単位でなく、成果で評価してもらうことで対等に働ける
と言います。
ハンディキャップのある方を敬遠しがちな会社があるのも事実でしょう。
そうであれば、自分をアピールできるポイントとして、資格を持っておく事は大事ではないでしょうか。資格を取ると、コツコツ努力できることをアピールできます。小さな資格でもあったら良いかも知れない。
リモートワークで気になるコミュニケーションについては
お互いに分かり合えるように、細かにメールを送り合う
音声では、言葉が伝わり辛かったとしても補う事ができる
と言います。そして就職活動中も、就労したあとも
最後まで諦めず、自分を見失わず、ポジティブなマインド、
自分の人生の主役は自分で、自分が思う方向に進んでいくというマインドが大事です。
ネガティブに考えようと思ったり、諦める考えは直ぐ隣にあって、いつでもそこに向かってしまう。そんなの無理でしょと思われるかも知れないが、そういうマインドで生きていると自然とポジティブなできごとに巡り合えるものです。
中島さんはたまたまラッキーだった事例ではありません。リモートワークの不安要素である社内のコミュニケーションや、スキルについて、安心できる仕組みをご紹介したいと思います。
イベントのお知らせ
1月30日(土)13時~から
今回リモートワークをテーマにイベントを行います。障害者のリモートワークなんて、考えたことがない支援職の方、ぜひご参加下さい。え?この障害がある人でもできるの?という目から鱗の、当事者パネルディスカッションもあります。
詳細、お申込みはこちら↓↓
https://stepup0330.peatix.com/view
ぜひ、ご参加ください。
私が話す内容についてはこちら↓↓
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