誤嚥性肺炎について〜超高齢社会における問題〜

誤嚥性肺炎について〜超高齢社会における問題〜
誤嚥性肺炎は、超高齢社会において大変、問題になってます。高齢者は、基礎疾患がある人が多く、肺炎だけでなく、病気も障害も重複している人が多いです。日常生活で自立している人でも、体力や筋力は低下しているし、要は予備能力が乏しいのです、なので、発症すると「治りにくい」でなく「完治しにくい」のが実情。
はっきり言って、発症前までに戻すのに、何倍も大変なのです
重度の誤嚥性肺炎の場合、2度と口から食べられなくなる場合も少なくありません。
だから、誤嚥性肺炎っていうのは、早期発見するのがすごい大事なんですね。
早期発見、早期予防に勝るものはないのですが、まだまだ「誤嚥性肺炎=食べている時のむせ」としか捉えられていないのが現状です。

高齢者の割合

日本は、1970年にもうすでにその65歳以上が7%を超えて、高齢化社会、という言葉が言われました。そして、1994年の時点ですでに高齢者は14%を超え、高齢社会になりました。現在2007年以降は21%も65歳以上で、超高齢社会になっています。こんなに短期間に、一気に進んでしまったので、医療や福祉の現場が追いつかないですね。大事なのは%、つまり、割合なので、高齢者が増える一方、少子化が進んだので、一気に、超高齢社会になったのです。要介護の人は増える、されど、介護の担い手がいない・・つまり現場に余裕がないのです。なので、なかなか早期発見、早期予防という先手が打てず、重症化して、さらに大変・;・こんな悪循環が現状多く見られます。

死亡原因について

死亡原因の1位は、悪性新生物、つまりがんです。がんは年々増えていきます。
戦前の死亡原因の多かったのは、結核、肺炎、感染症ですが、これは医療の進歩で、一時期、減ってきたんですが、1990年代後半ぐらいから肺炎が伸びています。それは世の中が高齢社会になり、肺炎がすごく増えてきたということです。
現在2007年以降は21%も65歳以上の方になってまして、超高齢社会になっています。
そこで肺炎が非常に増えてるんですね。肺炎は老人の友という言葉があるくらいです。肺炎で亡くなる人の90%が高齢者65歳以上です。そのうちの60%が誤嚥性肺炎で、死亡に至らないにしても、入院した高齢者の多くは誤嚥性肺炎であると言われています。骨折で入院してきた高齢者の方で、結構、誤嚥性肺炎を併発してる人が多いのですが、それは、骨折して状態が悪くなって誤嚥、結果、肺炎になった人もいれば、実は誤嚥性肺炎になっていて、しんどくて転倒、結果、骨折という可能性も高いです。高齢者の誤嚥性肺炎は、私たちが一般にイメージするような症状、つまり、一気に高熱が出たり、咳き込んだりなどの症状は、みられません。静かに、静かに、進行して行くことが多いのです。

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