高次脳機能障害 - 言語聴覚士のお仕事 - Page 4( 4 )

Category
【事例から学ぶ】高次脳機能障害の長期回復と妻の役割

【事例から学ぶ】高次脳機能障害の長期回復と妻の役割

今回は高次脳機能障害の長期回復と妻の役割について、言語聴覚士の視点からお伝えしていきます。 急性期、回復期、生活期それぞれの事例を通じて考察してみましょう。​ (2)回復期事例「あのときは、すぐに仕事ができると思っていた」 長期回復と妻の役割 今回の事例は40代の男性です。妻と子ども二人、が大手スーパーの管理職として働...Read More
【高次脳機能障害】長期回復の可能性と変化する希望がある!

【高次脳機能障害】長期回復の可能性と変化する希望がある!

今回は、高次脳機能障害の長期回復と希望の変化について、言語聴覚士の視点から書いていきます。 高次脳機能障害は、長期にわたる回復が期待できます。 ただし、2次的な問題を引き起こさない条件が付きます。 高次脳機能障害の特徴は、生活のさまざまな段階で改善が見込まれる点です。 発症直後の急性期から、脳の機能が回復し続ける期間、...Read More
高次脳機能障害者と家族の心情からみる「中途障害」の難しさ

高次脳機能障害者と家族の心情からみる「中途障害」の難しさ

今回は、中途障害としての高次脳機能障害の、患者と家族の困難さを言語聴覚士の視点から書いていきます。 高次脳機能障害は、多くが脳の疾患や頭部外傷から生じる中途障害です。 健康な日々から急に障害者となることで、これまでのアイデンティティーが崩れ、将来の計画は白紙に。 この変化に戸惑い、 「どうしていったらいいのかわからない...Read More
見た目には分からない、でも理解が必要【高次脳機能障害】

見た目には分からない、でも理解が必要【高次脳機能障害】

今回も、前回に引き続き高次脳機能障害について言語聴覚士の視点から書いていきます。 この障害は、脳に損傷が生じ認知機能に影響を与えるもので、身体の麻痺のように外見からは分かりにくいのが特徴です。 高次脳機能障害は、2008年に診断基準が確立されましたが、未だに医療関係者や一般の方には理解が不足していることがあります。 な...Read More
高次脳機能障害とは? ACPで明るい未来を考える~言語聴覚士のお仕事~

高次脳機能障害とは? ACPで明るい未来を考える~言語聴覚士のお仕事~

今日は、高次脳機能障害の理解と、将来のケアに向けた重要なステップであるACP(アドバンスケアプランニング)について、言語聴覚士の視点から探っていきます。 高次脳機能障害は、脳に損傷を受けることで、思考や記憶、行動などの認知機能に問題が生じる状態のことです。 この障害には、いくつかの症状があります。一部の症状は、特定の部...Read More
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)ってなに?勤労世代の未来と人生の再設計について

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)ってなに?勤労世代の未来と人生の再設計について

今日からは、高次脳機能障害領域におけるACP(アドバンスケアプランニング)の重要性について、言語聴覚士として掘り下げています。 私は言語聴覚士として、脳卒中や頭部外傷の後遺症である失語症・高次脳機能障害の方の社会復帰支援を行ってきました。そこには、高齢者のACPとはまた違う考えや視点が必要だと思っています。 特に、20...Read More
人生なんて不合理だらけ!ならば自分は合理的に判断したい~失語症・高次脳機能障害~

人生なんて不合理だらけ!ならば自分は合理的に判断したい~失語症・高次脳機能障害~

毎月、失語症・高次脳機能障害者の当事者インタビューを行っています。そこで聞かれるのが「ある日突然起こる人生の不合理」そこからの「再生」です。 本日は、就職してたった数か月、はりきって仕事をしていた最中に、職場で倒れた島本昌浩さんです。 泣いても仕方ないわけですから・・ 島本さんは大学卒業後すぐに、講師のお仕事をしていま...Read More
高次脳機能障害・失語症の就労の知恵「脳に何かがあったとき」12月号、チラ見せ第2弾!

高次脳機能障害・失語症の就労の知恵「脳に何かがあったとき」12月号、チラ見せ第2弾!

みなさん、こんにちは。私が2021年から心血を注いでいる高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビュー冊子「脳に何かがあったとき」 12月号は、長年支援の現場で働いたきた(それこそ〇十年!)支援職4名が、社会課題、必要な支援について語っています。前回は、就労アドバイザーの大場龍男先生と、公認心理師の山口加代子先生につい...Read More
高次脳機能障害・失語症の就労の知恵「脳に何かがあったとき」12月は支援職による特集号です!

高次脳機能障害・失語症の就労の知恵「脳に何かがあったとき」12月は支援職による特集号です!

みなさん、こんにちは。私が2021年から心血を注いでいる高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビュー冊子「脳に何かがあったとき」 12月号は、長年支援の現場で働いたきた(それこそ〇十年!)支援職4名が、社会課題、必要な支援について語っています。教科書にない臨床の知恵をぜひお読みください。お申込みはこちらのフォームから...Read More
ことばの障害は長期で回復する!コミュニケーションを諦めないで~言語聴覚士のお仕事~

ことばの障害は長期で回復する!コミュニケーションを諦めないで~言語聴覚士のお仕事~

昨日のブログを「単なる感情論だ」と研究しかしていない言語聴覚士にディスられたが(笑)、いちお、この記事は50名以上の失語症・高次脳機能障害の方のヒアリングによるものである。これは、三菱財団と厚労省の老人保健健康増進の助成をうけて粛々とすすめているもので、今月も学会で発表する予定。単なる感情でも、正義感を振り回すつもりも...Read More