脳の可塑性について NO1〜言語聴覚士のお仕事

脳の可塑性について  NO1〜言語聴覚士のお仕事
最近脳を損傷して何年も経過した人たち、またはその家族にお会いすることが多くなりました。
そこで聞く言葉が
  • お医者さんには治らないと言われた
  • リハビリの人に戻りませんよと言われたと
そうした人たちが、何年もの経過の中で良くなっているんですよね!
10年たっても、そこから良くなっている人もいます。何年たっても良くなるという論文や報告はたくさんあります。かつては3ヶ月程度でプラトーと言われた身体麻痺だって、CI 療法など出てきています。特に高次脳機能障害や失語症と言う、人間の脳の非常に高次のものはそんなにすぐには治らないです。治り始めるのも遅い、でも、そのかわり、長年の経過を経つにつれ良くなっていくものなんで、本来、数年単位で考えるものなのです。
昨今の様々な事情により、医療機関ではどんどんリハビリの時期が短縮されていることを皆さんご存知ですか?2006年に医療保険におけるリハビリ期限が、疾患別に90日、150日、180日と決められました→リハビリ治療に日数制限
それまでは期限はありませんでした。
確かにリハビリ依存、リハビリ人生と言う弊害があったことも事実です。これはリハビリをしていれば何とかなる、リハビリだけが生きがい、とりあえずリハビリ、リハビリ以外の時間は何もしないという当事者や家族がたくさんいたし、病院側も利益になるのでそれを止めなかった。しかし、今はさらに期限内いっぱいする病院は少なくて、本当に2、3ヶ月で終了する人たちがたくさんいるのです。回復の半ばで中断です。
リハビリ期間の短縮でもっとも弊害だと思っているのは、
その長年の経過を知らない病院関係者が急増していること!
だから、簡単に「治りませんよ」と家族さんにいや本人に伝えるのです。
これってどう思いますか?
人は希望がないと生きられません。朝鮮戦争で捕虜になった米兵で、亡くなった人は希望を繋げなかった人です。
病院で心の命を奪ってどうするんだと私は思います。
確かに過剰な期待、嘘は厳禁ですけど、治りませんよも同じくらい嘘です

私の活動をご紹介

すべての人が、自分らしく社会参加できる、自分の力を活かして稼げる「幸福な経済圏」が作れたらいいなと思って活動しています。

  • 当事者の社会参加と家族ケア・啓発活動
    NPO法人Reジョブ大阪
  • スマホやタブレット、PCで!言語聴覚士によるオンライン言語リハビリ
    くるみの森 オンライン言語リハ
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  • 当事者、支援者、家族がともに学び合うオンラインサロン
    脳ケアゼミ
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  • 本を出版しました!
    現場19年、大阪の元気な言語聴覚士が、患者から学んだ人生の処方箋。
    コロナ禍の中、先行き不透明な時代にこそ、多くの方に読んでほしい!
  • 講演・研修多数
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