絵本は、親子の愛着を形成する最強ツール〜ワーキングマザーの知恵〜

絵本は、親子の愛着を形成する最強ツール〜ワーキングマザーの知恵〜

しばらく学会でお留守にしていました。たくさんの学びがあったので、こちらもまとめていきます。本日は、久しぶりに子供とご飯を食べたので、子育てを振り返って書きたいと思います。よろしくお願いします。

子供と一緒に過ごす時間を決める

大学で発達心理学の授業で習ったのが、ボールビイの「アタッチメント」という概念です。ここでは時代的に母親と定義されていますが、もちろん父親でも大丈夫です。要は養育者が身体でも言葉でもいいので「愛しているよ」のメッセージを送ることで、「愛着という心の絆」が形成され、子どもに「自分は愛されている」という安心感、自己肯定感が育ちます。その安心感が「心の安全基地」です。これがあるからこそ、子供は自由に外界に探索できるようになり、親と離れている時間も安心して過ごすことができるし、「あとで一緒の時間があるから、今は、待っておこう」と我慢することもできます。

愛着形成に、寝る前の絵本の読み聞かせを

とは言っても、どうやって子供だけと向け合う時間を確保するのか?何をしたらいいのか?戸惑う人も多いかもしれません。そのためには、決まった時間に、大人も子供も一緒のことをするのがいいかと思います。
一番、取り入れやすいのが、寝る前の絵本の読み聞かせです。「寝る前」と決めてしまうことで、子供にも安心感が芽生えます。

そして、絵本は大人も楽しめます。作家であり絵本専門店のオーナーでもある「横山眞佐子」さんが以前、講演で「子供って何度も同じことをしたがりますよね?いないいないばあでも、キャッチボールでも、大人は飽きちゃうんですよね。でも、絵本なら何度読み返しても、大人も楽しいものです。日々、新しい発見があるし、感じ方も違う。そして、何回か読んだら「もうおしまい!」とキリがつきやすい」とおっしゃってました。こちら横山真佐子さんのエッセイです。作家さんや絵本の紹介、日々にことが書かれています。

ぜひ、寝る前の絵本の読み聞かせの習慣を。親子ともくっついて一つの絵本を読む、これは愛着形成にとって重要な「触れ合い」と「コミュニケーション」を同時に満たすことにもなります。

そして、子供が育った今!あの日々の読み聞かせの時間は、母親の私にとって、かけがえのない、とてもとても貴重で幸福な時間だったと、しみじみ思います。

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