脳の発達を促すお手伝い、頼むなら下膳と配膳〜ワーキングマザーの知恵〜
お手伝いがいいとはわかってはいるけれど
お手伝いは早くから始めた方がいいですよって、よく聞きますよね
- 家族としての役割が芽生える
- 責任感が生まれる
- 家事を体験する機会になる、大変さがわかる
- 親子で一緒に家事をすることで、絆が育まれる
などなどありますが、確かにそうかもしれません。特に親子で料理をしよう!子供にも包丁を持たせよう!と、わかってはいます。でも時間がないワーキングマザーにとって台所仕事は一刻も争う戦場です。自分でさっさとやるのが速いに決まってます。我が家でも一緒にお料理したことありません。無理でした。
最初のお手伝いは「下膳」そして「配膳」
それでも、少しは台所仕事を知って欲しいですよね。何かお手伝いもして欲しい。そこで一つ選ぶとしたら、「下膳と配膳」です。まだまだ小さいお子さんなら、落としてもいいようにまずは「下膳」我が家は3歳から毎食お願いしてました。
これ、実は脳の発達を促します。私たちが体を動かす時は
- 手足など体からの感覚情報が感覚神経を通って脳に伝わる
- 脳が感知して、そして次にどのように筋肉を動かしたらよいか運動神経に指令を出す
- その指令通りに体を動かす
この3ステップがぐるぐるサイクルして、目的にあったように体を動かすように微調整していきます。つまり
- お盆を持った感覚、ぐらっとした感覚、傾いてるという感覚が左右の手から脳に伝わる
- 脳は微調整するために左右の手の筋肉に指令を出す
- 左右の手の筋肉が動いて、お盆が平行になるように微調整する
- そしてお盆が平行になったているよ!まだぐらついてるよ!という感覚が脳に伝わる
足を動かすたびに(歩くたびに)お盆のバランスは変わりますから、このルートが配膳下膳の間ずっと回っていきます。
身体の左右のバランスをとることは脳の発達を促す
左右のバランスをとるということは、脳の発達にとても大事なのです。左右の脳の発達がアンバランスである学習障害のお子さんの療育場面で、トランポリンや平行棒など取り入れられているのはこのためです。
昔なら、ごろんごろん草の生えた土手を転がってみたり、木登りをしたり、池や川を石を伝って渡って行ったりしてましたよね。これらは脳が発達していく大事な活動だったのです。ダイナミックな運動を日頃することが少なくなった現代の子供さん、ぜひこのお手伝いを早くから取り入れてみてはどうでしょうか。
お手伝いを選ぶコツは、親子がHappyに過ごすためにとても大事なポイントだと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。続けて書いていこうと思います。
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