なぜ、言語聴覚士に?
これも良く聞かれますね
なぜ、他の職種でなく言語聴覚士ですか?
なぜ、言語聴覚士を続けているのですか?
大谷邦郎さんのこちらのブログにも書いて頂きましたが、3Kみたいな職種ですが、やりがいはあります!
でも、もっと大事なのは、「ことばと食べる」に関わるって
その人のアイデンティティーであったり、生きる根底のような気がするんですね。
だってこれまで終末期の患者さんを前に、「立って欲しい」とか「腕を動かしてほしい」なんて望む家族さんは、誰もいません!
みんな、お父さんと言ったら少しでも声が聞きたい、最後に少しだけでもを口に含ませてあげたい、ごっくんと飲み込むところを見たい
そんな事しか言わないですよ。なので言葉や食べるに関わる仕事っていうのは、すごく大事なんだなと私は思っています。
残念なことに、介護保険も、障碍者手帳でも、様々な社会制度では「言葉」の障害に対して、軽視されています。
でも、「声が聴きたい」「笑った顔が見たい」それが、さいごの、さいごの、望みではないかなと思うのです。
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