今回も、前回に引き続き高次脳機能障害について言語聴覚士の視点から書いていきます。 この障害は、脳に損傷が生じ認知機能に影響を与えるもので、身体の麻痺のように外見からは分かりにくいのが特徴です。 高次脳機能障害は、2008年に診断基準が確立されましたが、未だに医療関係者や一般の方には理解が不足していることがあります。 な...Read More
今日は、高次脳機能障害の理解と、将来のケアに向けた重要なステップであるACP(アドバンスケアプランニング)について、言語聴覚士の視点から探っていきます。 高次脳機能障害は、脳に損傷を受けることで、思考や記憶、行動などの認知機能に問題が生じる状態のことです。 この障害には、いくつかの症状があります。一部の症状は、特定の部...Read More
今日からは、高次脳機能障害領域におけるACP(アドバンスケアプランニング)の重要性について、言語聴覚士として掘り下げています。 私は言語聴覚士として、脳卒中や頭部外傷の後遺症である失語症・高次脳機能障害の方の社会復帰支援を行ってきました。そこには、高齢者のACPとはまた違う考えや視点が必要だと思っています。 特に、20...Read More
2019年からオンラインで言語リハビリを行ってきました。これまで多くの方にご利用いただきました。最近は、オンライン言語リハビリに関心を持っていただけることも増え、とてもうれしく思います。当初は、言語聴覚士ですから、脳卒中の後遺症である失語症や高次脳機能障害、構音障害の人を対象に「リハビリ」をしようと考えていました。と...Read More
最近は個人で起業する人が増えました。働き方の選択肢が増えることは大歓迎です。でも何を仕事にするのか、迷い迷う人も多いようで、相談をうけることも増えました。 自分ができることと、社会から求められること どんな仕事がいいのか?どんな働き方がいいのか迷う時、これを考えてみてください。 これまでの人...Read More
昨日のブログを「単なる感情論だ」と研究しかしていない言語聴覚士にディスられたが(笑)、いちお、この記事は50名以上の失語症・高次脳機能障害の方のヒアリングによるものである。これは、三菱財団と厚労省の老人保健健康増進の助成をうけて粛々とすすめているもので、今月も学会で発表する予定。単なる感情でも、正義感を振り回すつもりも...Read More
昨日は雑談が苦手になる失語症・高次脳機能障害の人について書きました。しかし、そうした人たちのコミュニケーション能力を改善する仕事であるはずの言語聴覚士の会話術が、とてもとても残念なのが現状。 言わせてもらえば、そんなスキル習ってないですからね。 「言語聴覚士がしゃべってばかり」「何を目的としてるかわからない」「あの先生...Read More
私はかれこれ2年、失語症・高次脳機能障害のある人の当事者インタビューを続けてきました。毎回、思うのですが当事者の声は尊い!病院勤務の時に「言語聴覚士が行う社会復帰支援」というセミナーをよく行っていましたが、いや・・・中身が浅かったとしみじみ思う。 「失語症・高次脳機能障害のある人は、就労で何に困るのか?」これが、最近の...Read More