つい怒ってしまう家族の方へ〜言語聴覚士からのアドバイス

つい怒ってしまう家族の方へ〜言語聴覚士からのアドバイス
生活に戻った高次脳機能障害や、失語症の方と暮らす家族さんにたくさんお会いしてきました。
時々、家族も、そして、当事者の方も、しんどいだろうなぁと思う場面に出会います。
それは家族さんが、今の本人の状態を見て、ついつい怒っちゃう
わかりますよ、その気持ち。
私はこのブログにも書いてますが、学習障害の子供がいます。
言語聴覚士なので、問題があっても、怒ることもなく、結構冷静な目で彼の言動を評価していて、あ、こうしたらいいかなぁと、自分なりに工夫して育ててきました。
だから基本的に怒る事はほとんどないのですが、それでも2年に1回は、プチっと怒ったことがあって、その後、結構、後悔をしてしまいます。
大体は、ちょっと頑張れば、その気になれば、上手くいきそうなのに、それが本人以外はわかってるのに、それをしようとしない・・
そんな時に「なんでしないねん!」と怒ってしまう。
ま、このパターンですね。
だから多くの家族さんが、イライラして、どうして?こうしたら?と、言いたくなるのもわかります。
それは愛情の裏返し
本当に愛情がない家族さんは、そんなことをせずに、「あなたはあなたでやって頂戴」と、家庭内別居状態ですね。
しかし何とか前のような生活をしてほしい、前向きになってほしい、特に病気や怪我をする前に活躍している人であればあるほど、よりそんな歯がゆい思いをしている家族さんが多い印象があります。
他の人と同じようになってほしい、みんなはこうしてるのに、そんな気持ちのまま、当事者会に行くと
他の一見、元気そうに前向きに見える当事者の方を見て、よけいに、なんでうちの人は?なんであの子は?と言う気持ちになってしまうようです
その気持ちもよくわかる、ほんとによくわかります。
これ家族さんが悪いわけじゃないですよね。ほとんどこういうパターンの家族さんは、結構1人で頑張ってる、本当に1人でがんばっている。
でもね、皮肉なことに、相手を変えよう、変えようと思うと、こじれることが多いものです。
じゃ、どうしたらいいの?ですが
今のところ、いろんな対人関係の勉強をしてみましたが
「相手と自分は別のもの」
思い通りに行かないと、いい意味で、諦めることが有効なようです。
そして、これ、一番大事ですが
「自分を甘えさせてあげる」
定期的に、半日ほど、思いっきり好きなことに時間を使ってみてください。

私の活動をご紹介

すべての人が、自分らしく社会参加できる、自分の力を活かして稼げる「幸福な経済圏」が作れたらいいなと思って活動しています。

  • 当事者の社会参加と家族ケア・啓発活動
    NPO法人Reジョブ大阪
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