本人の自立を促す~失語症の方がいる家族さんへ~

本人の自立を促す~失語症の方がいる家族さんへ~

言葉が話せないからと過保護になりすぎて、あれもこれも全て家族がしているという家庭もあります。電車やバスに乗るなども難しいのではないかと思いがちですが、ヘルプマークや緊急連絡先などを書いた紙をもってもらって、自立できる方法を考えてみましょう。始めは遠くから見守ってでもいいのですが、1人で出かけたい時に出かけられることは、社会的自立に向けた大きな一歩ですし、家族さんの負担も軽減します。車いすなどで難しい場合は、ガイドヘルパーの利用などもありますので、本人の外出はなるべく制限しないほうがいいです。それでなくても、引きこもり傾向になりますから。スマホやパソコンも、発症してしばらくは使えなくなったとしても、その後、ずっと使えないわけではないので、少しずつできることはないかと探っていって下さい。特にスマホやパソコンなど少しでも使えると世界が広がります。こうした機器を操作すること自体が脳機能を活性化します。

押したり引いたり、全てできないと取り上げず、かといって頑張れ頑張れと押しすぎず、家族さんのポジションは非常に難しいものですね、言うは易く行うは難しですが、それでも家族さんと仲良く言っている、穏やかに(にぎやかに)生活している失語症の方は、幸せです。その安心感があるから、社会にも出て行けるのだと思います。そして、家族さん自身も、自分に甘く、ご褒美タイムを作ってくださいね。他の人を頼ることは悪い事ではありません、1人でも多くの人が、失語症の人と関わるのはいい事です。「一緒に出かけてほしい」「遊びに来てほしい」と、堂々と頼ってください。

 

 

私の活動をご紹介

すべての人が、自分らしく社会参加できる、自分の力を活かして稼げる「幸福な経済圏」が作れたらいいなと思って活動しています。

  • 当事者の社会参加と家族ケア・啓発活動
    NPO法人Reジョブ大阪
  • スマホやタブレット、PCで!言語聴覚士によるオンライン言語リハビリ
    くるみの森 オンライン言語リハ
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  • 当事者、支援者、家族がともに学び合うオンラインサロン
    脳ケアゼミ
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  • 本を出版しました!
    現場19年、大阪の元気な言語聴覚士が、患者から学んだ人生の処方箋。
    コロナ禍の中、先行き不透明な時代にこそ、多くの方に読んでほしい!
  • 講演・研修多数
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