変わりたくない人の言い訳~クリエイティブアボイダンス~
私は言語聴覚士です。
- コミュニケーションや社会参加に困りごとがある人の相談を受け付けています
- オンラインで言語のリハビリをしています
- 言語のリハビリをする言語聴覚士さんを育成しています
- 就労支援事業所、放課後デイサービスなどの事業所のアドバイザーをしています
- セミナーや研修をしています
などなど、私の生活は、とにかく人と話をして終わる(笑)
そして、日々、色んな人と話をしていると、変わりたくないための言い訳がすごい!ってびっくりすることが多い。
改善のきっかけ、あかるい兆しを絶対に認めない
例えていえば、「私はいつもお腹が空いているんです。お金がないんです」と言う人がいるとする。そして目の前に豪華ランチを「どうぞ」と差し出しても
決して見ない。「いえ、食べ物がないんです」を繰り返す。ここにランチありますよと言っても、それを絶対に見ない。全力で見ない。おなかが空いている原因を必死で探し、それについて話し続ける。いまならお腹いっぱいになれる状況なのに、それを決して認めない。このパワーはホントにすごいんですよ!
こういうのをクリエイティブアボイダンスというらしい。
相談に来るってことは、何か変わりたいのかなと思うと、決してそうではなく、こまりごとを聞いてほしいだけでなく、わざわざ困っている自分をさらに認識したいだけである人もいる。職場を変えたいんです!という割には、スタッフや環境のせいで変われないですを自分に言い聞かせたいだけの人もいる。
そして、みんな、それが事実でなく自分の思い込みであったり、言い訳だったりすることに全く気がついていない。
変わるために必要なのは
理由は簡単。自分を見つめて、自分が変わるほうが大変だもの。きっと、その無意識の言い訳は私にもある。
ただ、他人のふり見てわが身を直せではないが、他人をよく見る機会が格段に多いので、自分を振り返る機会が多いだけである。
人が変わるきっかけって、ゴールを描くとかいうポジティブなものよりも
今の自分は、どうしてもいやだ!なにがなんでもいやだ!という強い情動
または、切羽詰まった状況に追い込まれた状況ではないかな。
そうでないとき、その必要がない時は、無理に「変わりたいな」と思わなくてもいい気がする。
だってね、変わるためにはこんなに面倒なことが待ち受けているのかと思うと、そりゃ、相当の覚悟がいる(笑)→チャットGPTの答え
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