ママはもっと自信を持っていい!〜ワーキングマザーの知恵〜
私のミッションの一つに「母親が子育てを楽しめる社会に寄与する」というものがあります。最近、子育てを終えた時期に入りつつある私に、若いママから相談を受けることがあります。そのなかで、私が最も伝えたいことは「もっと自分に自信を持って!」ということです。
情報社会の中で不安にならないで
もう、輝くママの情報がありふれている時代です。そりゃ、あせりますよ、自分はできてない!って。おまけに、ちょっと前の世代では「母親は家を守ることが1番大事!働くのはわがまま」という人もいますしね、言われた、言われた私も(笑)
そんな中、私がお伝えしたいのは、
たった一つでいいから、子供が「ママにして欲しいこと」を聞いてそれを守り通すこと。一つでいいのです、それを最優先事項に持ってきましょう。私は「参観日など行事ごとは必ず行く」「掃除、洗濯は適当でも、ご飯は簡単でもいいから作る」「絵本の読み聞かせ」でした。
そして、子供の成長とともに要求は変わります。参観日は中学校になったら「必ずきて→絶対に来ないで」になり、読み聞かせは4年生で「好きに読みたいから」と布団をならべて好きな本を各自が読むというスタイルとなりました。ご飯だけは続きましたが「時々は、手を抜いていいよ」「私が作ってみる」となりました!
情報社会の今、流れてくるママの姿は素敵すぎて眩しいです!家事も子育ても仕事もして、そして、ママも美しい!でも、本当は、こんなのウソですよ。そんな毎日、完璧にできている人はいません!そもそも、私でさえお食事のお誘いを受けるとき「お肉とか食べますか?」「居酒屋でもいいですか?」と聞かれますが、食べますよ〜飲みに行けば普通に唐揚げでもビールでも美味しく頂きます。そんなに健康食にこだわってはいません。
昔の人ほど「女中さん」がいることを公言してませんか?沢村貞子さんはエッセーで書いてますし、岩下志麻さんはご主人が「女優だから美しく」と、一切家事をさせなかったとか。そうそう自由学園を設立した日本初の女性ジャーナリストである羽仁もと子さんの著作には「女中の教育方法」なるものがきちんと書かれています。そう、ママは、マネジメントできたらいいのです。全部、自分でしなくてもいいのです。いつから、すべてできる人がロールモデルになったのでしょうか?
自分軸を持ちましょう
若いママさん!いいんです、あれこれできなくても!その代わり、「これぞ!」という一点だけを守りましょう。それがママとしての自信を育みます。
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