失語症は、脳血管疾患などにより、脳内にある言語中枢が傷つくことで「聞く」「読む」「書く」「話す」が困難になる症状です。 詳しくはこちらをご覧ください 失語症の社会的背景 失語症は、学術的には高次脳機能障害の一つです。最初に発表された症例は、1860年にブローカ医師が出会った「タン」としか発話が見られなかった男性です。高...Read More
前回の記事では、誤嚥=肺炎ではなくて、本人(宿主)と、侵襲物のバランスであるとお伝えし、まずは、本人の問題について書きました。今日は侵襲物についてです。 ダメージ与える侵襲物 内容物。例えば、とても綺麗なお茶とかお水のように、細菌がほとんど入っていないものを、誤嚥しても肺炎になるリスクは少ない。むしろケアされていない口...Read More
そもそも、誤嚥性肺炎っていうのは何でしょう。まずここの図を見て下さい。 健康長寿ネット 人間は、2足歩行になったため、喉(咽頭、喉頭)の形が他の動物と変わってしまいます。食べ物の通り道と空気の通り道が交差しています。普段は、空気の通り道を優先して(当たり前ですよね、息をしないと死んでしまうのですから)だから気管のスペー...Read More
誤嚥性肺炎は、超高齢社会において大変、問題になってます。高齢者は、基礎疾患がある人が多く、肺炎だけでなく、病気も障害も重複している人が多いです。日常生活で自立している人でも、体力や筋力は低下しているし、要は予備能力が乏しいのです、なので、発症すると「治りにくい」でなく「完治しにくい」のが実情。 はっきり言って、発症前ま...Read More
4月25日失語症の日のイベント報告。今日は、講演を快諾してくださった沼尾ひろ子さんについて。今はアナウンサーで活躍しながら、失語症の方の経済自立を目指し、ブルーベリー農園などを作ったり、ボイストレーニングを行なっています。 流暢すぎるのはわかっていた 今、沼尾さんは「この方、失語症なの?」と思われるほど、流暢にお話をさ...Read More