発達支援 アーカイブ - 言語聴覚士のお仕事

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まとめる力は、教え込まずに育てていく ——時間をかけて、くり返し引き出すという支援

まとめる力は、教え込まずに育てていく ——時間をかけて、くり返し引き出すという支援

「まとめて言ってごらん」と言われても、簡単にはできない。では、こうしたお子さんに対し、私たち言語聴覚士は、どんな関わりをしているのでしょうか。ポイントは「引き出す・待つ・くり返す」です。 正解を教えない理由 支援で大切にしているのは、正解を教えないことです。 答えを渡せば、その場はすっきりします。でも、それでは 「自分...Read More
話題が飛んでいるように見えるのは、なぜ? ——聞き手がついていけなくなる理由

話題が飛んでいるように見えるのは、なぜ? ——聞き手がついていけなくなる理由

前回は、 彼女が理由を説明しようとする中で、次々にいろいろな具体例を話すので、「結局何が言いたいのだろう?」と、相手に伝わりにくかったエピソードをお話しました。 今回は、なぜ彼女の話が“飛んでいるように見えるのか”その点だけに焦点を当ててみます。 他のことを考えているわけではない まず大前提として、 このような話し方を...Read More
わかっているのに、うまく説明できない ——中学1年生の女の子の話

わかっているのに、うまく説明できない ——中学1年生の女の子の話

「ちゃんと分かっているはずなのに、説明しようとすると言葉が出てこない」 これは、子どもに限らず、大人でも感じることのある感覚です。 今回紹介するのは、オンラインで支援をしている中学生のエピソードです。彼女をもとに「うまく説明できずに、伝わらない」背景と工夫について考えていきます。(個人情報保護の観点から一部内容を変更し...Read More
言語聴覚士による子育て相談「おかあさんが、おかあたんになってしまう」

言語聴覚士による子育て相談「おかあさんが、おかあたんになってしまう」

 2003年から言語聴覚士をしていますが、私生活では発達障害がある息子を育てた先輩ママです。 子育て経験と言語聴覚士の知識が何かお役に立てれば嬉しいです。 今回は「サ行」が「タ行」になるというお子さんについてです。 発音(構音)の誤り3つのパターン  おこさんの発音(音をつくるための口や舌の動きは、構音動作といいますが...Read More
言語聴覚士による子育て相談「話し出すまでに時間がかかる」

言語聴覚士による子育て相談「話し出すまでに時間がかかる」

2003年から言語聴覚士をしていますが、私生活では発達障害がある息子を育てた先輩ママです。 子育て経験と言語聴覚士の知識が何かお役に立てれば嬉しいです。 今回は、小学1年生の娘の話し始めが遅いことについてのご相談です。  話し始めが遅い原因は、2つのパターンがある  「話し始めるのが遅い」とお母さんが気になるおこさんの...Read More
言語聴覚士による子育て相談「言葉が少なく癇癪をおこします」

言語聴覚士による子育て相談「言葉が少なく癇癪をおこします」

2003年から言語聴覚士をしていますが、私生活では発達障害がある息子を育てた先輩ママです。 今回は3歳のお子さんが、発語が少なく癇癪を起してしまうというご相談です。 言葉の遅れは、年齢でなく月齢  まず、お子さんが小さいときは、成長が速いので、年齢よりも月齢が大事です。3歳でも、3歳1か月なのかで、大きく異なります。 ...Read More
言語聴覚士による子育て相談「面接で緊張してしまう」

言語聴覚士による子育て相談「面接で緊張してしまう」

2003年から言語聴覚士をしていますが、私生活では発達障害がある息子を育てた先輩ママです。 今回は、面接試験で緊張してしまう中学生の息子さんに関する相談にお答えします。 対策はその子の性格に合わせて  今回の相談は、中学3年生の息子が面接練習で緊張し、そわそわしてしまうという内容です。 緊張の程度やその子の性格というか...Read More
子育てにお悩みのママさんへ~ワーキングマザーの知恵~

子育てにお悩みのママさんへ~ワーキングマザーの知恵~

みなさん、こんにちは。このブログでは、この数年、脳卒中後遺症である失語症・高次脳機能障害について書いてきましたが、もともとは忙しく働くママさん向けに、お料理レシピを書いていました。「おうちカフェ」というタブをクリックしてみてください。ワーキングマザーとしての知恵を詰め込んだレシピを掲載しています。 子育てしながら言語聴...Read More
【子どもの高次脳機能障害】一人の男の子からみる、脳の回復の可能性

【子どもの高次脳機能障害】一人の男の子からみる、脳の回復の可能性

さて、ある一人の男の子を紹介します。 自転車で帰宅途中に、自動車が後ろから衝突。 大きなけがをしました。血の塊を取るために、開頭手術をして、その後、数日間は意識が戻らず、鼻からチューブを入れて栄養補給、鼻から酸素投与です。 意識が戻ったものの、とにかく音を怖がって(トラウマかもしれないし、聴覚過敏かもしれません)、母親...Read More
【子どもの高次脳機能障害】学校との連携ポイント

【子どもの高次脳機能障害】学校との連携ポイント

今回は子どもの高次脳機能障害についてです。 こちらの記事の続きを書いていきます 学習面においては、記憶の低下が大きな影響を与えます。 中学になると抽象的な思考が必要とされるため、高次脳機能障害に詳しくなくても、認知特性に詳しい塾が対応できる可能性があります。 私の経験から言えば、個別対応ができる塾を探すことが重要です。...Read More