失語症 - 言語聴覚士のお仕事 - Page 9( 9 )

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医療の現場で軽視される心のケア~高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビューより~

医療の現場で軽視される心のケア~高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビューより~

ルポライターの鈴木大介さんと、高次脳機能障害・失語症の方を対象にインタビューをして、冊子を毎月発行しています→「脳に何かがあったとき」 今回は、あるエンジニアの方を取材しました。知的には非常に高く仕事で要求される技術は大きく影響はなかったようですが、コミュニケーションなどに問題が生じ、ことごとくうまくいかない事態が発生...Read More
「希望をつなぐ」大切さについて~高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビューより~

「希望をつなぐ」大切さについて~高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビューより~

ルポライターの鈴木大介さんと、高次脳機能障害・失語症の方を対象にインタビューをして、冊子を毎月発行しています→「脳に何かがあったとき」 今回は、こちらです。 医師の一言で光が かつて重度の高次脳機能障害者を介護している家族さんに、「私たち医療者に何を希望しますか?」と聞いたことがあります。答えは 「希望を持たせてほしい...Read More
医療職が脳卒中になった時~高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビューより~

医療職が脳卒中になった時~高次脳機能障害・失語症の方の当事者インタビューより~

ルポライターの鈴木大介さんと、高次脳機能障害・失語症の方を対象にインタビューをして、冊子を毎月発行しています→「脳に何かがあったとき」 今回は、薬剤師のSさんを取材した感想です。 医療職は学習意欲がより高い? 医師である山田規久子さんが書いた「壊れた脳 生存する知」は、医師の視点でご自身の症状を観察し記述した本です。背...Read More
言葉は「用件を伝える」だけの単なる手段ではない~失語症者のお悩み~

言葉は「用件を伝える」だけの単なる手段ではない~失語症者のお悩み~

失語症は、脳を損傷したことによって「聞く・話す・読む・書く、そして 計算」が難しくなる障害です。こうした定義は、私たち医療職は当然知っています。 いや、時々、今だに誤解があるけれども・・まあ、それは置いておくとして しかし、結局、本人は 生活の中で何に困るだろう? 家族や知人とのコミュニケーションが難しくなると、一体何...Read More
機能障害×個人因子×環境因子 ICFがようやく理解できた症例について

機能障害×個人因子×環境因子 ICFがようやく理解できた症例について

私が言語聴覚士の養成校に通っていたころ、担任の先生が大変興奮して、「障害の捉え方が変わった」と話してくれたのが、ICF(国際生活機能分類) 当時、子供を保育園に預けて通学していた私は、当事者会なるものも、勉強会に行く余裕もなく、もちろん臨床を知らなかった。つまり、ただ一人として当事者や家族を、リアルに知らなった。だから...Read More
失語症の方のこまりごと~病院と生活場面の乖離~

失語症の方のこまりごと~病院と生活場面の乖離~

軽度の失語症の方は簡単な日常会話は可能です。なので、入院中、医師や看護師さんと、だいたいの意思疎通は出来ます。お見舞いに来た家族さんや友人とも、そんなに長時間話すわけではないので、特に問題は目立ちません。もしかして、「リハは不要ですよ、自然に回復しますよ」と説明されている人も少なくないかもしれません。 しかし、入院中に...Read More
コミュニケーションの回路を回そう②~脆弱な言語機能と廃用

コミュニケーションの回路を回そう②~脆弱な言語機能と廃用

 言語機能は、本来、長期にわたって回復していくものですが、それを阻害するのが、うつ病などの2次障害(心の問題)と、コミュニケーションの機会がないこと、つまり廃用です。認知と心は関係が深いので、心の問題が生じると、そもそも話そうという気持ちになりません。言葉が話せないことを、気にしすぎて、会話に入ろうとしなかったりすると...Read More
ある若い失語症の女性の話

ある若い失語症の女性の話

 その頃、頭痛が続いていたんですね、結局これは肩こりだったんですが。あまりに続くので、安心のために、ちっちゃいクリニックに行ってみたんです。記念にCTでも撮ってみる?という軽い気持ちで撮影したら、「もやが見えてる!これはやばい!」ってことになって、大きな病院を受診をすすめられて、そこから大きな病院に紹介状を持っていき検...Read More
失語症の方がいる家族さんへ~一緒に参加して学んでみましょう

失語症の方がいる家族さんへ~一緒に参加して学んでみましょう

 多くの失語症者や、家族さんは、この症状の背景にあるものは何か、これからどうしていったらいいのか、どんな工夫ができるのか、知りたいと思っています。当然ですよね、例えば頭痛がしたら、なぜこの頭痛がするのか、どうしたら緩和するのか、知りたいですよね。知る権利とも言えます。これまで、私は、入院中に説明を受けているはずだし、検...Read More
失語症の方がいる家族さんへ~家族と他人とのコミュニケーションの違い

失語症の方がいる家族さんへ~家族と他人とのコミュニケーションの違い

社会的に孤立してしまい、会話の相手は家族さんだけ・・そんな失語症の方は少なくないですね。でも、家族との会話って、想像したらわかると思いますが、多くは「あ、うん」でわかってしまうことが多くないですか?  他人と「話す」場合、例えば、「ありがとうございます」「コップ・・(を取ってください)」と言葉にだすのに、家族が相手だと...Read More