失語症の方の就労がテーマ!公開インタビューのお知らせ

失語症の方の就労がテーマ!公開インタビューのお知らせ

失語症・高次脳機能障害の就労をテーマにした冊子「脳に何かがあったとき」は1年半を超えました!36名以上の方をインタビューして記事にしています。たくさんの出会いがあり、貴重なお話を伺うことができました。でも、それを冊子にまとめて発信するだけではもったいない!失語症・高次脳機能障害の方の就労という大きな社会課題にむけて、もう一歩踏み出したいと願って、8月20日(土)14時~、公開インタビューを行います。

失語症の人の就労について考えたい!失語症の人の声を企業に届けたい!

さて、文筆家の鈴木大介さんと私は、失語症・高次脳機能障害の人の「就労」をテーマに取材を続けているわけですが、毎月2名というハイペース。ご本人が伝えたいことすべてを、決められた冊子のページ数に納めるのは不可能なのです。せっかくお話くださったことを、切り捨てるのはどうか?という忸怩たる想いが、インタビューしている鈴木大介さんも、私も募ってきました。そこで、NPO法人Reジョブ大阪の理事である松嶋を説得して公開インタビューという形で、テーマごとに分けてイベントを開催することにしました。第1回目はこちら、失語症の3名です↓↓

ことばを失っても働きつづける

 

啓発活動なのに、なぜ有料なの?

さて、こちら、質問がありましたので、私たちの活動についても記載しておきます。NPO法人Reジョブ大阪は、障害があってもご本人が得意とすることで社会参加、そして「稼げる」ことを活動理念にしています。私たちが未熟ゆえ、雇用まではできておりませんが、少しずつ、ご一緒して頂ける方にお礼をお支払いできています。冊子も、公開インタビューもすべて、有料なのは、かかわって下さる当事者にきちんと謝金を払いたいからです。

まるっと文化祭も、失語症の日も、さまざまなオンラインイベントをしていますが、登壇者にはすべて謝金をお支払いしています。今回の公開インタビューの収益は、このイベントを支えてくださっている登壇者と「チーム脳コワさん」サポートメンバー・委員の謝金に使います

もう一つ、重要なのは、登壇される当事者の権利を守りたいからです。だれにでも公開となると、悲しいかな、興味本位であったり、心無い言葉であったり、諸々、せっかく同じ当事者のためと思って活動している当事者の方を、傷つけるような言動をされる方が出てきます。「本気で学びたい、考えたい人にだけ、情報を公開したい」、これは「脳コワさん」の活動を始める時に、議論を重ねた結果、決めた方針です。

かわりに、支援職である私や、就労アドバイザーの大場先生は、当事者・家族には無料で開催しています。ただ、大場先生の、無料相談でさえ「からかい」「興味本位」のお申込みがありますので、こちら、私が関わっている失語症・高次脳機能障害の人限定にしようか検討中です。

参加をお待ちしています

公開インタビューでは、ぜひ、登壇される3名の失語症者、鈴木大介氏だけでなく、参加される方も一緒にこの問題について考えて頂きたいと思っています。復職する前、復職したけれど・・という当事者の方はもちろんですが、

  • コミュニケーション障害について知りたい
  • こまりごとがある人の就労について、関心がある
  • 社会課題について知りたい
  • 失語症について知りたい

そういう人のご参加もお待ちしています!改善にむけての1歩を共に検討したい。そういうお気持ちの方の参加をお待ちしています。

コミュニケーションによるこまりごとは、失語症・高次脳機能障害の方に限りません。何かしら、今ある、コミュニケーションのお困りごとについての気づきが得られるかと思います。

そして就労がテーマなので、就労移行事業所や企業の人事の方に届けたく、広報に時間もお金も投入しましたが、今のところ、反応が乏しい・・

ぜひ、障害者雇用に関心がある企業さまをご存知でしたらシェアしてください。

お申込みはこちらのフォームから!

私の活動をご紹介

 

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