このブログで連載しています高次脳機能障害者の方に、先日、医療雑誌の取材がありました。このブログを読んでいたある女性から、私に依頼が来ましたので、早速、私はこの患者さんに同行してほしいと思い連絡しました。その時の感想をいただきましたので、掲載します。社会復帰とは何かを非常に考えさせられる内容ですので、是非お読みください。...Read More
意識がもどり、リハビリ病院に転院してリハビリが続きます。様々な高次脳機能障害を呈しており、その一つがこちらの左半側空間無視です。 これまでの経緯はこちらをご覧ください。高次脳機能障害者の声なき声 ぼくは左の半側空間無視という症状があって、左側が全くわからなかった。視野も左が極端に狭かった。病気に倒れて2ヶ月すぎた頃、お...Read More
重度のままリハビリ病院に転院し、数日内に主治医から病状の説明をうけました。 これまでの経緯はこちらをご覧ください。高次脳機能障害者の声なき声〜言語聴覚士のお仕事 少し前に主治医が病室に入ってきてこういった「おそらく一生、車椅子生活になるでしょう。そして、高次脳機能障害もあります。社会復帰はあきらめてほしい。」ぼくは初め...Read More
前回、口から食べられなくなった場合に人工的に水分や栄養を補充する経管栄養法について、そして、その一つである胃瘻について誤解が生じている事実について書きました。今日は、なぜそのような誤解が生じてしまったのかについて、私の意見を書いてみたいと思います。 摂食嚥下障害になる原因や、状況は様々です 混乱が生じていている原因の一...Read More
脳卒中や神経・筋肉の進行性疾患などの病気、または認知症や加齢による筋力低下など様々な理由で、必要な食物や水分を口から摂取することが困難になることを摂食嚥下障害といいます。この障害になると、栄養摂取量が減って衰弱するリスク、または、本来であれば口から食道を通って胃に入るはずの食物や水分が、気管を通って肺に入って誤嚥性肺炎...Read More
前回までは身体についての話でした。左半身は重度の麻痺でしたが、身体だけでなく高次脳機能障害も重度でした。 これまでの記事はこちらをご覧ください高次脳機能障害者の声なき声 何とかベットの上にテーブルをつけて、言語聴覚士の先生の訓練が始まった。プリント問題を置かれた。1問目は忘れもしない「2 +2」の小学生ができるような問...Read More
「絶対に僕に文句を言わないでください」という理学療法士の先生とのリハビリは翌日から始まりました。 前回の記事はこちら 重症のままリハビリ病院に転院となった まず、僕の場合は、姿勢が悪いので、姿勢から直した。最初、青い棒を背中の真ん中に敷いて、しばらく寝ころんでいた。背中が痛くて大変だった。次にアキレス腱が硬いので、階段...Read More
高次脳機能障害とは、脳卒中や頭部外傷など脳損傷による後遺症の一つです。症状については、こちら高次脳機能障害情報・支援センターの説明をご覧ください。このような症状は、手足の麻痺と違って、見た目ではわかりにくいため、見えない障害と言われています。周囲に理解されにくいため、復職してから問題が生じることが多いのです。 復職支援...Read More
20日間意識不明だったが、毎日のようにリハビリがあったらしいが、全く覚えていない。ちょうど一ヶ月たってから、リハビリ病院に転院した。あの時は、病院の車で送ってもらい、主治医と話をした。僕はものすごく疲れて、すぐにベットに横になって眠った。次の日からリハビリが始まった。PT(理学療法士)の先生が、まず、ベットに座ってくれ...Read More